この街の大通りは、いつも光に満ち溢れている。

うら若き未亡人のジョーンは、幼い息子を養うため少々怪しげなバーで働いている。

心臓をえぐり取られた少年。事件を担当する国家刑事警察の殺人捜査特別班に、かつてのトップのプロファイラーが加わる。

通報で森の別荘を訪れた女性保安官補ブリンを殺し屋の銃撃が襲った。

ある冬の夜、湖に打ちあげられたスノーモビル。

粗野で狡賢い、冷血漢の兄・チャーリー。ふだんは心優しいけれど、切れると大変なことになる弟・イーライ。

ボスに命を狙われたギャングのロイは、娼婦を連れ故郷のガルヴェストンへ逃げるのだが……。

講演のためにセントルイスを訪れた歴史学者ルーク。しかし、会場には、再会するとは夢にも思わなかった人物が待ち受けていた。

一六五九年。ドイツ南部の街ショーンガウで子供が殺された。

48時間後、120万ドルの紙幣は爆発する。盗んだやつらはそれを知らない。

塗装工殺害事件の前から、リーバスはある事件を追っていた。