発行日：1988年06月30日

出版社：角川書店

ページ数：274P

【あらすじ】

大学のサークル・怪奇愛好会のメンバーは、夏休み合宿として、5日間の肝だめしツアーを計画する。コースは、武田信玄、勝頼が滅びた旧跡めぐりで、途中に、“怨霊、亡霊”を仕かけたり、肝だめしを考える側とされる側で勝敗をきめようというのだ。が、日程が進むにつれて、ゲームに乗じて本物の殺人をむくろむ黒い手がのびてくる…。恋愛や挫折を経て、成長してゆく愛好会員たちの「青春」を織り込んだ、スリリングな学園サスペンス。