発行日：1991年12月31日

出版社：光文社

ページ数：204P

【あらすじ】

丹沢山中、“首欠け地蔵”の近くで絞殺死体が発見された。被害者は正体不明の美人傘木小夜子。ところが小夜子の部屋にも別の死体が。上京したばかりの従妹浅科みゆきが絞殺されていた。連続殺人か?同時期、丹沢の殺人現場に駐車中の犯人の車から盗まれた、作家北村直樹の著書『死都物語』と事件の係わりは?一方、連日、小夜子の部屋だけを双眼鏡で覗いていた謎の男が出現、事件の鍵を握っているかにみえたが…。2人の女性の都会での夢を無残にも砕いた真犯人を“首欠け地蔵”が告発する異色の長編ミステリー。

発行日：1994年12月31日

出版社：光文社

ページ数：265P

【あらすじ】

丹沢山中、“首欠け地蔵”の近くで傘木小夜子が、さらに小夜子の部屋で従妹の浅科みゆきが、絞殺死体となって発見された。―丹沢に駐車中の怪しい車から、北村直樹著『死都物語』が盗まれたことと事件に関連が。やがて、小夜子の部屋を覗いていた謎の男が出現、事件解決かに思えたが…。二人の女性の都会の夢を砕いた真犯人を暴く、異色長編推理。

発行日：2003年04月30日

出版社：角川春樹事務所

ページ数：230P

【あらすじ】

丹沢山中で若い女性の他殺死体が発見されたという新聞記事を目にした作家の北村直樹は、知り合いの刑事に連絡を入れた。北村の著書『死都物語』を自動車荒らしが空車から盗みとったという場所と同じではないか、と。果たして二つの事件に関連があるのか?そしてさらに殺された女性の部屋で、従妹の女子大生の絞殺体が発見された。事件は、複雑にからみあっていく…。都会に住む男と女の、夢と孤独を描き切る、長篇ミステリーの傑作、全面改稿版。

発行日：2006年09月30日

出版社：徳間書店

ページ数：266P

【あらすじ】

緑したたる丹沢山中に、妊娠した若い女の絞殺体が棄てられていた。その自宅に向かった刑事が見たものは、女の従妹の凌辱された扼殺体であった。丹沢現場から現れた『死都物語』を契機に、著者北村直樹は難攻不落の事件に関わっていくが…。