発行日：1987年01月31日

出版社：光文社

ページ数：204P

【あらすじ】

女優・弟子・人妻と乱脈な女性関係をもつ、新興の茶道「桃山流」家元・二条院良孝に突然の悲報が…。次女秋子が清水寺の陶器市で、恋人とデート中、何者かに毒殺された!つづいてその追悼茶会の席上、家元夫人涼子も、家元の点てた濃茶を喫したとたん、血を吐いて倒れたのだ。犯人の狙いは愛欲の清算か?巨額の金を操る宗家乗っ取りか?あるいは数十億円に及ぶ茶道具か?さらに度胆をぬく大胆な第3の密室殺人が…!しかも容疑者すべてにアリバイが成立!?家元の異母三姉妹、夏子・秋子・冬子たちの女の葛藤―茶道界の裏面と、名探偵キャサリンの名推理とを見事に融合させた本格長編推理の会心作!

発行日：1990年06月30日

出版社：光文社

ページ数：253P

【あらすじ】

女優、弟子、人妻と乱脈な女性関係をもつ茶道家元・二条院良孝に、突然の悲報があいついだ。次女秋子、つづいて妻の涼子が毒殺されたのだ。犯人の狙いは愛欲の清算か、巨額の金を操る宗家の乗っ取りか?さらに度胆をぬく大胆な第3の密室殺人事件。しかも容疑者すべてにアリバイが成立した。本格長編推理の会心作。

発行日：2001年02月28日

出版社：徳間書店

ページ数：284P

【あらすじ】

桃山流茶道家元・二条院良孝の次女・秋子が陶器市の雑踏のなかで毒死した。自殺か他殺か不明のまま、一カ月後、秋子の母親で良孝の後妻・涼子が、茶会の最中、衆人環視のなかでまたもや毒死。濃茶の茶碗を回し飲みしていたのだが、四番目に飲んだ涼子だけが死んだのだ。さらに、家元自身も琵琶湖畔の別荘で首吊り死体となって発見される。別荘は完全な密室状態だったが…。事件の真相にキャサリンが挑む。

発行日：2012年01月12日

出版社：光文社

ページ数：285P

【あらすじ】

キャサリンは、アメリカ元副大統領である父とともに来日。京南大学助教授の浜口と難事件を解決へと導く「名探偵」ぶりを披露する―。茶道・桃山流では悲報が相次いだ。家元の次女・秋子、そして妻の涼子が毒殺された。乱れた女性関係による痴情のもつれか、巨額な利権を巡る身内の反乱か!?事件を調べるキャサリンたちに第三の殺人が…。密室トリックの謎に迫る。