白色光の影を浚う
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あらすじ
どうすれば、自分の罪から逃れられるだろう六年前、七歳の少女が車に轢かれて亡くなった。引きこもりになった少女の姉、その姉を見舞い続ける友人、運転手の息子。事故に関わる人々の過去と現在が交わるとき、衝撃の真実が明らかになるーー「死んだら永遠に休めます」の著者が贈る、苦しくも温かい感涙必至のミステリー「引きこもりの友人が、別人に入れ替わっている」鎌倉の名門・冬汪高校に通う滝蓮司と卯月麗一は、学内便利屋「たこ糸研究会」の活動に勤しんでいる。ある日二人は、一年生の曽我朝美から奇妙な相談を受ける。朝美は長年、部屋に閉じこもる幼馴染・新藤文乃とドア越しに対話を試みてきたが、先月、部屋の中から聞こえた生活音や差し出されたメモの筆跡が、明らかに文乃のものではないというのだ。調査に乗り出す二人だが、文乃の引きこもりの原因を聞くなり、麗一の態度が一変する。文乃は、六年前の交通事故で妹を亡くしていた。そしてその事故には、麗一の父親が関わっていたーーつらい記憶に向き合う痛みとその先にある光を描く物語。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
白色光の影を浚うの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
白色光の影を浚うの総合評価:
9.85/10点 レビュー 26件。
感想一覧
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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6年前の交通事故で妹を亡くした少女、彼女を見舞い続ける友人、そして事故に関わる人物の息子。
それぞれの視点が少しずつ重なっていくのですが、真相に繋がりそうな意味深な会話が小出しにされるのがとても巧くて、読んでいる間ずっと不穏な空気に引っ張られました。
帯には「衝撃の真実」「感動のミステリー」とありましたが、途中までは「これ本当に泣くやつなの?」と思いながら読んでいました。
でも終盤にかけて、喜怒哀楽を何度も揺さぶられて、完全に作者の手のひらの上だったなと思います。
エピローグは、ニヤニヤしてしまうような温かさがありつつ、最後はホロリ。
ただ泣かせるだけではなく、苦しさや痛みもちゃんと描かれているところが良かったです。
ミステリーとして真相が気になる面白さもあり、読後にはしっかり感情が残る一冊でした。
泣けるミステリーが好きな人、過去の出来事に向き合う物語が好きな人におすすめです。