ふくろう

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長編
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あらすじ

2015年11月13日 ふくろう (講談社文庫 か 131-2)

将軍世嗣の住まいである西丸の書院番に引き立てられ心浮き立つ伴鍋次郎だが、両親は喜ぶどころか狼狽し、不安すら覗かせる。町で会った老武士には、初対面にもかかわらず「許してくれ」と土下座される始末。しばらくして、同じ老武士にこんどは橋の上で遭遇する。酔いつぶれかけていた老人は、鍋次郎の姿を認めるや否や何事かを叫んで橋から飛び降りてしまう。老人の名が「神尾五郎」ということまではわかるが、不審は募るばかり。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、「鍋次郎」と記された自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つける。日記には、鍋次郎が生まれたころの記述だけが欠落していた。自分は養子だったのだ。ほかにも自分の出生に関して何か秘密があるにちがいない。意を決した鍋次郎は、義父の高萩惣吾のもとを訪ねる。疑念をぶつけた鍋次郎に、惣吾は鍋次郎の本当の父親「松平外記」の名を告げる。外記は惣吾の親友だったという。惣吾の口から、松平外記の時を超えた悲しい物語が始まった。傑作長編時代小説。(「BOOK」データベースより)

評判

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No.5
(5pt)

ふくろう

主人公を取り巻く人々のやさしさ、愛情の深さを感じ、前に進む主人公が好ましかった。
ふくろう Amazon書評・レビュー: ふくろうより
4062176173
No.4
(5pt)

ふくろう

主人公を取り巻く人々のやさしさ、愛情の深さを感じ、前に進む主人公が好ましかった。
ふくろう (講談社文庫 か 131-2) Amazon書評・レビュー: ふくろう (講談社文庫 か 131-2)より
4062932393
No.3
(4pt)

今読みたい一冊

ひょんなことから自分の出生に疑問を持ち、本当の自分とは何かを考える青年の話。
実際に起きた江戸城での刃傷事件をもとにした話なので、中盤のいじめのシーンは感情移入してると結構キツイ。
とはいえ、この作者の話なので、主人公の周囲の人物はあたたかい気持ちにさせてくれる人物で固められており、最後にはきちんと癒されるので安心して読み進められる。

現代でも最近はひきこもりや自殺する前に殺傷事件を起こすなどということが社会問題として出てきている。
同じように平和な世の中、狭い社会で起きた事件をもとにした話を読んで、どういうところから防いでいくか考えてみてもいいかもしれない。
ふくろう Amazon書評・レビュー: ふくろうより
4062176173
No.2
(4pt)

今読みたい一冊

ひょんなことから自分の出生に疑問を持ち、本当の自分とは何かを考える青年の話。
実際に起きた江戸城での刃傷事件をもとにした話なので、中盤のいじめのシーンは感情移入してると結構キツイ。
とはいえ、この作者の話なので、主人公の周囲の人物はあたたかい気持ちにさせてくれる人物で固められており、最後にはきちんと癒されるので安心して読み進められる。

現代でも最近はひきこもりや自殺する前に殺傷事件を起こすなどということが社会問題として出てきている。
同じように平和な世の中、狭い社会で起きた事件をもとにした話を読んで、どういうところから防いでいくか考えてみてもいいかもしれない。
ふくろう (講談社文庫 か 131-2) Amazon書評・レビュー: ふくろう (講談社文庫 か 131-2)より
4062932393
No.1
(5pt)

江戸の史実と現代を結ぶ作品

古文書を学んでいる関係で、故あって「千代田の刃傷」を調べていました。
netで調べても事件のあった場所や時刻についての記述が乏しく、梶さんならばきっと資料を調べているんだろうと、的外れな期待をして本作品を読みました。
読み始めて、本来の目的を忘れ、一気に読み通してしまいました。
主人公を松平外記本人ではなく、ひそかに養子に出された次男であるところがミソです。いじめという人間社会共有の課題に外記が下した解決策は、当時江戸城内の風紀を正した義挙とされました。幕府の沙汰も異例ならば巷でも歌舞伎浄瑠璃の演目や小説となりもてはやされたましたが、現代感覚ではこれではただのテロリズム頼みになりかねません。そこを自身の出自を知った主人公がすっきりと収めてくれて、ほっとする大団円を迎えます。
ところで、史実は?なのですが、おおよそ本作品の描写で納得しました。拍子木役の件などは他資料とも符合します。
ただ同時に参照した明治時代の講演「千代田刃傷松平外記」では八千代は外記の嫁の名前になっています。また事件当日外記は夕番ではなく請番というところが違ってますが、これを機会にまた調べます。
ふくろう Amazon書評・レビュー: ふくろうより
4062176173

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