叛騎兵
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いやあ、面白かった。これは、忍法帖ではなく、太閤記や金瓶梅と並ぶ「妖説」シリーズか。読後感としては、「戦国・明治物」と呼びたい。同好の士なら、納得してくれると思う。読んでしまったので、自分には関係ないが、題名で損している、と思う。現今ではヒョットしたら上杉謙信より知名度、人気の有る「愛・直江兼続と花の前田慶次郎」がでてくる娯楽巨編である、ブームになっても可笑しくはあるまい。前田慶次郎に関しては隆慶一郎より此方が早い。資料からの逸話も殆ど重複しているのに、雰囲気は大分異なる。歴史上の人物の好き嫌いは、専門家でも無い限り、作家の創り出したキャラクターへの思い込みなので、まあ、どうでもいいのだが、山田風太郎の前田慶次郎は同僚の三人(直江四天王)と共に人間味をたたえた豪傑ぶりと爽やかな最後は圧巻である。明治物だと言ったのは、有名人をオールスターで登場させちゃう力技(単に強引という人は読まんで宜しい)だ。其のために周到な条件を用意した結果、伊達政宗がタイマンの喧嘩をする場面が現れたり、武蔵と小次郎が麻雀をしている場面に遭遇することになる。途中からストーリーなんぞ何処吹く風、でも構わない。週刊誌とか新聞連載小説は、まとめて読まなくてもいいように出来ていたのかもしれない。ヒックリ返りそうになった箇所が一つ。「はだけた遊女の尻にゾウリ虫を書く?!」風太郎センセ、な、何てことを!ガハハ | ||||
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