御当家七代お祟り申す
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佐藤雅美氏の本はファンの読者のけっして裏切ることのない安定感があり過ぎるほどの作家・・・・ だから今回の作品も当然に面白い こんなに読書が楽しめて、しかも筆者の素晴らしい時代考証によって江戸の時代を勉強できる・・・ そんな本はありそうでいて実はものすごく少ない 短編小説をつなぎ合わせて一つの大きな一冊の物語にしていく・・・ 今回もふとあらわれた天才棋士の父親を表や裏にしながら物語は展開していく・・・ | ||||
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江戸末期家斉将軍時代の市井の様子を的確に伝える佐藤雅美氏。 連作の主人公が幾人かいる。物書同心居眠り紋蔵、大番屋元締縮尻鏡三郎、八州回り桑山七兵衛、町医北村宗哲(もと凶状旅啓順)、そして岡っ引半次。半次は1992年「影帳」でデビューし、「御当家七代お祟り申す」はシリーズ8巻目となる。岡山池田家のご落胤かも知れなかったが、おくびにも出さない。雑誌連載の合本だけに1作ごとにほぼ読切り、全体で大きいテーマにけりをつけている。 今回8作中5作がメインテーマに関わる。タイトルの御当家とはさる大名家。百年も前に藩の内紛で罪に問われた家臣の子孫が恨みをはらそうと事件を巻き起す。表紙の絵は大名家の参勤交代の列に暴れ馬を放って混乱させる図であろう。 半次の活躍にご存じ蟋蟀小三郎なる欲深く図々しい剣客が割込んでくるは、町の善人悪人の欲や色が絡んで来るは、で物語に彩りを与える。読んでみれば面白さが分ります。 | ||||
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