うまい犯罪、しゃれた殺人
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阿刀田高さんがスレッサーは面白いとおっしゃっていたので、買ってみた。 まだ少ししか読んでないが、いきなり面白い! ただ文字が小さいのが、老眼にはツライ(笑) | ||||
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序文で、作者が「ヒッチコック劇場」の主原作者の1人であった事がヒッチコック自身によって紹介される。本作はそのヒッチコックが編集した作者の短編ベスト選である。それにしても、「うまい犯罪、しゃれた殺人(A Bouquet of Clean Crimes and Neat Murders)」とは言い得て妙の題名である。奇想や残酷さではなく(「最後の舞台」のみ例外)、現実社会で起こり得る様々な状況・人間模様に根差した洒脱・軽妙かつ捻りの利いたオチを持つ、本作中の各短編の特長を良く表している。 目指している所は異なるものの、各短編の状況・人物設定の確かさはO.ヘンリーを想わせるものがあり、読者が良く理解出来る様に工夫されている。そして、これまた方向性こそ異なるものの、<予期せぬ結末>もO.ヘンリー同様素晴らしい。各短編は10頁強の長さなのだが、それでいて、ここまで骨格がしっかりとしていて、なおかつミステリ的オチも卓抜であるという作者の手腕には感心した。それも、犯罪者の計画が着想外に巧妙なもの、事件関係者の運命・状況の様々な皮肉、ある種の人間の習性、と言った風に短編毎に趣きを変えていて、読者を飽きさせない構成となっている点にも感心した。レベルの落ちる短編がないという点も特長である。 作者の1つの長編(凡作)だけを読んで、作者から離れてしまった事をつくづく惜しかったと思う。粒揃いの作品から構成された珠玉の短編集と言って良いのではないか。 | ||||
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◆「処刑の日」 ※別題「死刑執行の日」 若く上昇志向の強い検事ウォーレン・セルヴィーは、 見事裁判に勝ち、有罪判決を勝ち取った。 この評決によって、彼の検事としての評価は磐石のものとなり、 美しい婚約者ドーリーンの存在も含め、彼の前途は輝かしいもの となるはずだった。 しかし被告の死刑執行の当日、彼の運命は大きく変転する。 なんとアーリントンというみすぼらしい老人が、セルヴィーが 担当した事件の真犯人は自分だと告白してきたのだ……。 老人の言葉に狼狽したために、栄光から一転、どん底にまで 転落してしまう若き野心家の悲喜劇がシニカルに描かれます。 また、結末で老人の正体が明かされる《最後の一撃》もので もあり、そのブラック・ユーモア溢れるテイストが堪りません。 | ||||
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