(短編集)
カルナヴァル戦記
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紙の媒体でずいぶん昔に読みました。 船戸与一をはじめて知った本です。 読み返しのつもりで、ゆっくり読んでいます。 | ||||
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リオのカルナヴァル(謝肉祭)最後の夜、暗殺者の俺は、組織の裏切り者を狙ってビルの高層階に待機した。奴はリオの非合法地域に潜伏中だったが、この日はどの住民もサンバの踊り手として山車の上に乗らなければならない。俺は今、狙撃の瞬間を静かに待っている。 | ||||
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船戸さんの短編集です。日本に居場所のない日本人を書かせると抜群に旨い。そして明るいブラジルではなく闇のブラジルが良く描かれています。確かにしばらく前のブラジルはこんな感じでした。オリンピックで経済的に発展しましたが、根っこのところはあまり変わってないと思います。一気に読めてしまいます。船戸初心者にもおすすめです。この後「山猫の夏」を読んでください。感動します。 | ||||
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「山猫の夏」と同じくブラジルを舞台に日本人を主役に吸えた短編集だが、主人公は揃いも揃って夢も希望もろくな仕事もないダメ人間ばかり。仕事をしていても殺し屋やヤクの売人、レイプを請け負うクズ。といった徹底振りだ。 この作品ではそういった自分を引っ張ってくれる大儀と野望に満ちた「山猫」は一切登場しないため、ダメ男達は単独で袋小路に追い詰められ、ダメ男なりの突破の仕方しか選択できない。 そのため「山猫の夏」のような壮大なロマンや自分が成長していく快感といったものとは一切無縁であるが、倫理観が欠如しているためかその行動は一種ヤケクソ気味の解放感に満ちている。 正直ヒドイ主人公達の行動だが、思わずニヤリとしてしまう。不思議に魅力的な作品だ。 | ||||
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