雪原の炎



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    初公開日(参考)1983年02月
    分類

    長編小説

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    雪原の炎 (ハヤカワ文庫NV)

    1992年08月01日 雪原の炎 (ハヤカワ文庫NV)

    最新設備を誇るアラスカの石油基地にパイプライン破壊の予告状が届き、次いでポンプ・ステーションが爆破された。油田事故調査員のダーモットは調査を開始、犯人が基地内部に潜んでいることを突き止める。だが、ほぼ同時にカナダの油田にも同じ内容の脅迫が届けられ、今度は誘拐事件が起きていた。二つの油田地帯を襲った黒い影を追って、ダーモットは極北の大雪原を駆ける。巨匠が男たちの息詰まる対決を描く冒険小説。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (2pt)

    マクリーン熱再発せず

    ン十年前の中学・高校生の頃、アリステア・マクリーンの熱狂的なファンだった。重厚長大、圧倒的な緊迫感と迫力があり、とにかくものすごくおもしろかった。だが、後期の作品は何だか軽くなってしまった。決してつまらなくはないのだが、マクリーンにしては…と欲求不満がつのる一方で、ついには全く読まなくなってしまった。
    本書は、そういう事情で見向きもしなかった後期作品の1つで、その中でも晩年の作品。ン十年たった今、さすがに過去の思い入れからは解放され、一個の小説として本書を読み、評価する事ができた。
    石油施設に対する連続破壊工作に、警備会社の調査員が立ち向かう話。アラスカを縦断するパイプラインに、カナダ奥地のタール・サンド(石油を含む砂地)採掘プラントと、同じ石油関係でもタイプが異なる施設2カ所が舞台で、それぞれの特徴や、どこがテロに弱いか等の、メカニズム的な記述がおもしろかった。特に、極地の冬の非常な低温では、修理器材の方が機能しなくなるので修理ができない、という記述が興味深い。
    だが、物語としてはピリッとしない。何と言うか、緊迫感が盛り上がってしかるべき内容なのに、それが感じられないのだ。2つの施設を舞台にしたため、話が煩雑になったのも一因かもしれない。また、主人公の2人の調査員が似たりよったりで、区別がつかないのも一因かもしれない(2人そろって双方の施設を行ったり来たりするのではなく、1人をアラスカ担当、もう1人をカナダ担当にしたら良かったかも)。だが最悪なのは、話の初めの方で、筆がすべったとしか思えない奇妙な形で、黒幕の正体をほのめかしてしまった事だろう。
    とにかく幸か不幸か、本書がマクリーン熱再発のきっかけには、全然ならなかったのは確かである。
    雪原の炎 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:雪原の炎 (ハヤカワ文庫NV)より
    4150406693



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