嵐の惑星ガース



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    初公開日(参考)1982年07月
    分類

    長編小説

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    嵐の惑星ガース <デュマレスト・サーガ1> (創元SF文庫)

    2006年05月01日 嵐の惑星ガース <デュマレスト・サーガ1> (創元SF文庫)

    人工冬眠で星々をめぐり、過酷な労働に従事する渡り者のアール・デュマレスト。故郷の星〈地球〉を求めてさすらう彼が降り立ったのは、大嵐が天球の音楽をもたらし、人々の願いを叶えるという謎の自然現象が起きる惑星ガースだった。だが、被後見人を連れた女皇や妻の蘇生を望む男が現れたことにより、デュマレストは思わぬ騒動に巻き込まれる。伝説的スペース・オペラ第1弾。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    デュマレスト・サーガ、堂々開幕!

    私がまだ十代の頃、ハードボイルドの何たるかを教えてくれたのはハメットでもチャンドラーでもスピレーンでもなく、E.C.タブでした。己の強靱な肉体と経験に培われた抜け目の無い頭脳のみを頼りに苛酷な星々の世界を渡り歩く一匹狼、主人公アール・デュマレストの非情な渡世描写。それでいて、荒れ果てた生まれ故郷、今や人々に忘れ去られ伝説と化した〈地球〉を探し求める旅を続けると云う大きなロマン。そして、行く先々で必ず巻き込まれる何かの争い事や陰謀を巡るスリルとサスペンス。毎回毎回ワンパターンなのに何故か飽きることも無く、夢中になって読んでいました。

    お決まりのサブキャラ陣もそれぞれ魅力的です。陰から銀河の実質支配を目論む感情無き人間コンピュータ、〈サイクロン〉のサイバー達、ウエハースと引換に人殺しの出来なくなる催眠暗示を貧者達に施す〈宇宙友愛教会〉のブラザー達、強烈な個性を放つ美女達、何れ劣らず印象に残る悪役達、どん底を這い摺り回る力無き人々。それから多様な星々の独特な気候・風習・政治制度・社会形態、多彩な異生物達、様々なSF的ガジェット、手に汗握る殺し合い、そしてあっと驚くどんでん返し。バローズの異世界ものをもう少し大人向けにダークな雰囲気に仕立てた感じで、何度読んでも新鮮なトキメキを覚えます。

    記念すべき第一作となる本作では、惑星ガースに流れ着き金に詰まったデュマレストが、カンド女皇国の後継者選びを巡る陰謀に巻き込まれます。ガースの或る小動物に潜む謎。暗躍するサイクラン。人々の記憶を呼び起こし、狂気へと追いやる凄まじいガースの嵐の場面は圧巻です。本書を読み終えたアナタは、きっと次の巻へと手を伸ばさずにはおれないことでしょう。
    嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))Amazon書評・レビュー:嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))より
    4488674011
    No.2:
    (5pt)

    復活!

    80年代の(作品は60年代からですけど)知られざる佳作シリーズが復刊です。
    [地球]が忘れられ、伝説となった遠い未来、地球を探す流れ者デュマレスト、彼が持つ秘密を狙う宇宙的規模の組織、行く先々の惑星で彼を待つ人々、危機、困難…。

    確かに少々マンネリ、とか結局展開がほぼ同じ、とか少し地味、とかありますが、地に足の着いた状況の中で様々な危機を身の周りの小道具と知恵、判断力で切り抜ける主人公は実に魅力的です。
    嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))Amazon書評・レビュー:嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))より
    4488674011
    No.1:
    (5pt)

    無念

    高校時代に古本屋でコツコツためたデュマレストシリーズなんで絶版のままなのだろう,この面白さ忘れ去られるのか,ハードボイルドな渡り者が自分の故郷である「地球」という名の惑星を捜す物語.人間コンピューターのサイクラインの魔の手を抜け,かすかな手がかりを探り,常に危険な賭けに勝ちつづけるデュマレスト.ストーリーはシリーズ物にありがちな罠には落ちず,綿密な伏線と豊かな舞台設定によってそれぞれが独立した魅力を放っている.どうしてこんなに面白いのに絶版なの?最近は古本屋の棚からも消えてしまったし,再販を期待.
    嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))Amazon書評・レビュー:嵐の惑星ガース (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ (674‐1))より
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