最後の惑星ラニアン



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    初公開日(参考)1989年08月
    分類

    長編小説

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    最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)

    1989年08月01日 最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)

    デュマレストは、地球の手がかりが得られそうな1冊の書物を手に入れた。が、その喜びもつかのま、殺人のぬれ衣を着せられた。刑を逃れるためには、狩りの獲物になるしかない。危機一髪、死地を脱したものの、行く手にはさらに恐怖に満ちた罠が…。はたして彼は地球の座標を知ることができるだろうか。デュマレスト・サーガはついに大詰を迎える。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    やっと見つけた!

    Amazonだからこそ、こんなマイナーな小説でも見つかる。 流石です。
    最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)Amazon書評・レビュー:最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)より
    4488674313
    No.1:
    (5pt)

    完結まで邦訳が出なかったのが悔やまれる最終巻

    作者の訃報を聞いてデュマレスト・サーガを読み返した。
     邦訳版の最終巻(31巻)が、この「最後の惑星ラニアン」。

     ラニアンは最終巻ではあるが、物語は完結していない(あと二冊あるらしい。頼むから邦訳版を出して!)。
     直前の巻までには、何巻かに渡って追ってきた幾つかの手がかりが、「実は大きく違っていたとわかる」とか「手に入るはずのものがばっさりと失われる」などして一区切りついていて、ラニアンでは色々と「仕切り直し感」がある。
     この一巻だけでいいというか、唐突に「お前がこれまでに手に入れた手がかりなんか、全部知ってるよ〜ん」みたいな奴が出てきちゃう。それ自体は「ちょっとどうなのよ?」とも思うのだが、中盤の巻からこの巻につないでも違和感がないぐらい、ノリが原点回帰しているところが良くて、なんだか許せてしまうのだ。

     冒頭の厳しい環境でのマンハントなどは、デライに似たヒロインとも相まっていかにも昔のデュマレストのノリを思わせるし、後半の潜入劇では、大ネタの一つである聖地教徒の伏線を閉じている(にしては、なんか言いくるめられたような気もするけどね)。
     出てくるサイバーにしても、中盤から引きずっている敵側の「やばい問題」をあまり知らされていない感じの若いサイバーが相手なので(あの問題を引きずってるサイバーはどこか全力でデュマレストと戦えず可哀想だ。主席サイバーになるチャンスを捨ててまで彼を追うことを選んだサイバー・アヴロとか大好きなのだが)、この巻のサイバーはいかにもサイクランらしく、序盤の巻のノリでサイクランの偉大なる目的のため効率重視で冷徹に攻めてくる(だからこそ若すぎて「いつもの手」に引っかかっちゃうのだが)。そこがいい。
     ここで終わりなのはやっぱり悔しいなあ。あと2冊、本当に読みたいなあ。

     余談。

     潜入劇は、ATが出てこないだけで、やっぱりボトムズと空気が似ている。巡礼に紛れて潜入という展開は、「赫奕たる異端」なんてだいぶ後のOVAを思わせるし!
     べつにこっちの舞台は戦場じゃないんだけど、匂いが似ているのだ。計画しているやつとかもペールゼンみたいな奴だしね。

     さらにどうでもいいことだが、このシリーズを読んでいると、サイバー・ダインとかサイバー・トロンとか出てくるので今読むと不思議な気分になる、とも付け加えておこう。

     原点に回帰しつつも、ラニアンが序盤の巻とは大きく異なる点がある。
     それがとってもTRPGの「トラベラー」的な部分だったことが、実に面白かった。
     つまり、デュマレストが昔に比べてかなり金持ちになっているのだ。
     ここまで色々と頑張って、宇宙船を共同所有していた時期もあるし、けっこうため込んでいるのだろう。細々としたトラブルを、なにかとお金で解決する場面が多いのだ。これが序盤の巻だと、いつも金に苦労していたからなあ。
     面倒なことは金で解決――「トラベラー」ではよく見かける光景なので、とっても楽しい。トラベラー的に見ると「デュマレスト、成長したなあ」って思えてしまう。
    最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)Amazon書評・レビュー:最後の惑星ラニアン (創元推理文庫―デュマレスト・サーガ)より
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