夢見る惑星フォルゴーン
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デュマレスト・シリーズは、大好きなSF冒険小説だ。 TRPG「トラベラー」を知っている人間なら、絶対に読むべきシリーズだとも思う。 私の場合は、「トラベラー」→「デュマレスト」の順で知ったから(本の存在は「トラベラー」以前に知っていたが、読んでなかった)本当にワクワクして読んだものだ。 「トラベラー」の生活や設備など細かい設定のほとんどは、デュマレストの世界そっくりだったから……。 もし「トラベラー」で遊んだことがあって、このシリーズを読んでない人は、本当に損をしていると思う(たぶん、そんな人はいないだろうけど)。 中でもこのフォルゴーンは好きな一冊。 カルダー家の令嬢、テレパシストで銀髪の繊細な美少女デライの護衛となり、惑星ハイヴまで彼女を送り届けたデュマレストは、カルダー家のお家騒動に巻きこまれてしまう……。 ガースと違って舞台も変化するし、狩りもするわナイフで決闘もするわ、貴族に取り入るわ、邦題のフォルゴーンは最後にちらっと出てくるだけだわ……と、これ以降の「いつものパターン」のお手本みたいな巻なのだ。 テレパシストの自分を気味悪がらない(心を読んでるからそれは確かなのである)大人なデュマレストに、デライは恋心を抱き、やがて彼のほうも……てな展開がたまらない。 もちろん、惑星フォルゴーンでの不死の権利を奪い合うレースとか、サイクランの暗躍とか、他にも色々あるが、最大のポイントは、デライが「ボンドガール」ならぬ「デュマレストガール」の最初の一人だということ。 デライは本当にいい。デュマレスト・シリーズの中では最も好きなヒロインだ。デュマレスト自身が一番好きなのは四巻のカリーンみたいだが、私はデライの純粋さが好きなのだ。 | ||||
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今や座標どころか名前すら知る者の無い生まれ故郷、〈地球〉を探し求めて当ての無い旅を続ける渡り者、アール・デュマレストの活躍を描いたシリーズ第2作。本書での一番の見所はやはり、デュマレストの悲恋の相手、テレパスのデライでしょう。その能力故に常に恐怖に晒され、狂気すれすれに追い詰められて生きている美しき銀髪の娘、惑星ハイヴのカルダー家の後継者、デライ。ひょんなことから彼女をハイヴまで護衛する仕事を請け負うことになったデュマレストですが、これが後々まで記憶に残る運命の女性との出会いであろうとは。儚気な危うい魅力を持つ彼女とデュマレストの、少し触れれば壊れてしまいそうな悲愴な関係が、読む者の心を打ちます。 村人全員が行方不明になった村の謎。ハイヴ(蜂の巣)の恐るべきミュータント蜂の脅威。そして既に幾重もの延命処置によってものも言えぬ肉の塊と化したカルダー家の〈家長〉の願いを叶える為、後継者選びを巡ってそれぞれ肚の中に思惑を秘めたカルダー家の一行は、不思議な謎を湛える惑星、フォルゴーンへ………。無情な定めに翻弄されるデュマレストの悲しくも決然たる旅路は止まること無く続きます。 | ||||
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