エンキリ おひとりさま京子の事件帖
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読後感は、悪くなかった。 人物描写が浅いのは、先のレビュアーのかたが書いているとおりで、主人公(私にとってかなり魅力的な性格)の恋愛話には拍子抜けしてしまった。よほど、元彼にとって、薄っぺらい恋愛だったのか? 確かに、主要登場人物、男女3~4人ずつのなかで、もっともリアル感が希薄だったのがこの元彼である。 それ以外は、主人公の人生観も、他の2人のサブキャラクターの恋愛感も、なかなか面白く読めた。 ミステリの形をとった恋愛ライトノヴェルであり、事件の顛末はオマケであろう。 【補足その1】 職場で、昼休みのチャイムと共に女性たちが正に「三々五々」、あるいは「お一人様」となって、ランチに消えて行くのを観察して、その構成の妙に、いつも「なるほどなあ」と感心している私である。 もっとも、その目でみると男子にも単独行動はかなり存在するし、ときどき「積極的お一人様」と化す当の私の動静も、誰かに観察されているのかも知れない・・・。 【補足その2】 本書はSNSが大きな要素を占めている。私もときどきSNSに勧誘されるが、時間がもったいないのと厄介な人間関係に巻き込まれたくないので敬遠しており、その世界を殆ど知らない。 いまどきはSNSに登録しなければ、社会生活が成り立たないのだろうか? どうも、大変なことになっているようだ。 | ||||
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ミステリーは、推理小説であり、犯罪事件を解きあかすことを中心にした小説(三省堂現代新国語辞典)。 この物語の犯罪は、「朱肉事件」という軽犯罪なので、 ミステリーを名乗ってはいけない、とは、言い切れないが、読後、 帯の「新感覚お仕事ミステリー!」の一文は、誇大広告のように感じる。 昨今、お仕事小説が流行っているように感じるが、仕事について、きちんと描かれてる本は、 驚くほど少なく、本作も、そのリストに加わる一冊となっている。 シリーズを狙っているのかもしれないが、登場人物の奥行きが浅く、表面的にしか見えないので、 期待はできない。 つまるところ、「積極的おひとりさま」も、消去法で生まれたと読めてしまうところが、 読後のもやもやの一因だろう。肯定しているようで、やんわり「おひとりさま」を否定している読後感。 3時間前後。 | ||||
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