デコイの男

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種別
長編
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あらすじ

1988年03月31日 デコイの男 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

キナくさいとは思った。だが依頼人はすこぶるつきの美人、しかも同業者ときている。男として、あとへは退けない。依頼は、私の故郷にいるらしい娼婦殺しの犯人の捜査に力を貸してもらいたい、というものだった。私は依頼人の女探偵パメラとともに故郷を訪ねた。が、男の正体をつきとめても、パメラはなぜか無関心だった。不審に思って調べてみると、問題の犯人はとうに逮捕されていたのだった。となると、パメラの狙いは何なのか?現代のサム・スペードをめざす心優しき探偵ジョン・デンスンのオフ・ビートな活躍を描く話題のシリーズ第一弾。(「BOOK」データベースより)

評判

デコイの男の評価:

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デコイの男の総合評価:

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No.1
(5pt)

オフビート・ハードボイルド

こんなにおもしろい本に、ひとつもレビューがないなんて!

−というわけで、不肖ながら末席から一言言わせてもらいます。

これは、ホイトの私立探偵デンソンものの日本紹介第1作。

ハメット、チャンドラー以来のハードボイルドの気高い精神性を受け継ぎつつ、どこかでちょっと脱線してしまうのですが、その脱線ぶりが実にハマッテいる。

こういうのをオフビート感覚と言うのでしょうか?

ハードボイルドとユーモアは、そもそも水と油のように合わないように思えますが、ここでは見事に混じりあって絶妙のブレンドぶりを見せてくれます。

初版からずいぶんたっていますが、少しも古びないところもお勧めです。

それから、舞台は私が大好きな西海岸、それもシアトル近辺です。行ってみたくなりますね。

浅倉久志氏の翻訳も快調です。−そうです、私はこの本を浅倉久志氏の「ぼくがカンガルーに出会ったころ」で知りました。
デコイの男 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: デコイの男 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150771014

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