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三つ葉 さんのレビュー一覧
三つ葉さんのページへレビュー数1件
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警察捜査一課長の佐伯と、松本と呼ばれる「彼」、二人の視点で描かれる物語です。
新興宗教を通して「信じる」ということの不気味な一面が書かれていたりもします。 そういう、ある種ぶっ飛んだ思想みたいなものを読むのも好きなんですが、一番印象に残ったのは最後の場面です。 それまで危ういながらも均衡を保ってきた精神が、瓦解していく音が聴こえたあの場面、その構成力、まさに慟哭という名に相応しい小説でした。 という訳で、推したい一冊。 |
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