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kuni さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3:
(7pt)

萩原重化学工業連続殺人事件 Knockin' on Heaven's Doorの感想

今回も相変わらず拗れた内容になっています。

浦賀さん特有の哲学的表現。
「観測する人間がいなければ宇宙は存在しない」
この一言に尽きると思います。

大どんでん返し有り、濃いキャラクター有り、ページ数有りと読みごたえ抜群の作品だと思います。
HEAVEN 萩原重化学工業連続殺人事件 (幻冬舎文庫)
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

仮面病棟の感想

作者の名前を見て、同じ沖縄県出身という事でなんとなく手にとってみました。

感想を一言で言うと、面白い!

テンポ良く話が進み、一気に読み進める事ができました。
現役の医師という事で、子難しい蘊蓄があるかと思えばそれも無し。それがこのテンポの良さを保っているのではないでしょうか。

ただ、犯人と言うか何となくストーリーが読めてしまうのが欠点か。大どんでん返し系が好きな方はすぐに先が読めてしまうかも。


仮面病棟 (実業之日本社文庫)
知念実希人仮面病棟 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

姫君よ、殺戮の海を渡れの感想

著者の凄さを実感出来る良作である。

作品は600ページを越える長作。しかし、無駄な章で分けることなくテンポ良く読み進めることができる。

中盤までは誰もが一度は経験したことがあるであろう、青春時代の一幕。

しかし、400ページを越えた辺りから物語は急展開する。詳しくは書かないが、なぜイルカなのか?なぜイルカではなければならなかったのか?

結末は強引に持っていった感は否めないが、著者の力が存分に発揮された良作です。

本の分厚さに圧倒されるが、一見の価値あり。
姫君よ、殺戮の海を渡れ (幻冬舎文庫)
浦賀和宏姫君よ、殺戮の海を渡れ についてのレビュー