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坊主頭 さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

物語を紡げるのは人間だからではないか?

これは私見ですが、語り部が人の心を持っていなければ物語は生まれない。とそう思っている。この作品では、語り部ミチオの心が壊れすぎていてなにも書いていないように感じてしまう。しいて言えばこれはミチオの母親と父親の物語であって、やはりほとんど何も書いていないと感じてしまうのだ。そこそこの時間読まされて何も書いていないと気づかされるのはツライ。と、そういうことです。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.2:
(4pt)

構成がいい

構成がとてもいいです。構成だけでワクワクできます。只、タッチが私の好みではなかったです。描写がどことなく客観的で、アドベンチャーゲームノベルを読んでいるようでした。前半はいいのですが、展開が速くなる後半が特に…。ただ構成はすごくいいと思います。映画化されてもいいくらいです。
訣別の森
末浦広海訣別の森 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ほのぼの作品

詐欺師(カラス)のペイバックストーリー(復讐劇)です。ちょっとコメディータッチで進む話は、朝ドラみたいにどこか爽やかで親しみやすい作品だと思います。ほのぼのした感じで楽しめました。ただ私はストーリーにはメッセージ性とか深みを求めるタイプなのですが…そのへんはあまり感じ取れませんでした。というか…軽すぎるかな?ちょっと違和感ありました。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー