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吉田 さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3:
(6pt)

誰が勇者を殺したかの感想

各所で話題の作品ということで読んでみました。
よく纏まっていて、とても読みやすいと思います。
ただ、ミステリーとしては特段目新しさもありませんでした。
誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)
駄犬誰が勇者を殺したか についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

medium 霊媒探偵城塚翡翠の感想

推理小説家の主人公と霊能力者のヒロインがコンビで事件を解決していくお話です。
情景描写がシンプルで読みやすく、スラスラと読めました。
ただ、推理小説としては、類似の設定を用いた先行作品が多い為、使用されるトリックがある程度予想できてしまう点がネックでしょうか。
この辺りはもう少し、ミスリードを多くしても良かったかなと思いました。
あと、短編の事件が三つありますが、本筋に比してボリュームが多過ぎるかなという気がしました。
本筋の事件が案外あっさり終わってしまい、幾つか謎が明かされないまま残るので、その辺りを深堀しても良かったかなと思いました。
medium 霊媒探偵城塚翡翠
相沢沙呼medium 霊媒探偵城塚翡翠 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

崩れる脳を抱きしめての感想

金のために医者を目指す主人公が、難病のヒロインと出会い変わっていくお話です。
前半は主人公の抱える金銭的問題を解決する話で、主人公とヒロインが仲良くなります。
後半はヒロインに関連した事件が起こり、その謎を主人公が追っていきます。
なるほど、前半の主人公に関する話が伏線になっているんだな…と思ったら、そんなことはありませんでした。
ミステリとしては、よくあるトリックを使った作品で、特に優れた点はないと思います。
帯に「圧巻のラスト20ページ、驚愕し感動」とありますが、驚愕というよりは、それまでの内容を踏まえた順当なラストだと思います。
余談ですが、本筋に関係のない情景描写が多く、その所為で若干テンポが悪くなっているかなと思いました。
崩れる脳を抱きしめて (実業之日本社文庫)
知念実希人崩れる脳を抱きしめて についてのレビュー