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かまたまーの さんのレビュー一覧

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レビュー数2

全2件 1~2 1/1ページ

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No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇面館の殺人の感想

作者も仰っていましたが、この作品はデビュー当時を彷彿とさせるような原点回帰のパズラーの作品です。
タイトルにもある通り、仮面が非常に重要な役割を持っています。登場人物の半数が仮面を被っています。仮面を被っている人たちは、最初に名前が出てくるのですが、その後は着けた仮面の名前で呼ばれ話が進んでいくので、少し厄介ですし、私は何回も前のページに戻って確認してました。
文庫本で上下巻になっているので文量は合計すると若干多くなっていますが、それを全く感じさせない展開の面白さはやはりベテラン作家だなと思います。
館シリーズの名に恥じない作品だと思います。


奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
綾辻行人奇面館の殺人 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最初を乗り越えれば、、、

この作品は見出し通りです。最初の導入部分を読み終えればあとは読めるはずです。ここさえ乗りこればといった感じですが、ただ導入部分が難しい単語やらなんやらで全く頭に入ってきません。でもここを読まないとなんだかフワッとした感じで読み終えることになると思うので読んだ方がいいと思います。
内容は評価が高いだけあって凄いいい作品です。トリックも単純と言えば単純なのですが、単純が故に衝撃が強く、今でも忘れられません。
兎に角、導入部分を乗り越えた人が勝者となりましょう(笑)

占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー