贄の森
評判
贄の森の評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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贄の森の評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
その町にニューヨークから主人公、黒人女性であり、ハイチ系移民の娘、エリザベス・ロシェ(リズ)が戻ってきます。親友のメリッサがギャレットと結婚式を挙げることになり渋々戻ってきた格好でした。その結婚パーティーに於いてメリッサとギャレットの間に生まれた娘、キャロラインが行方不明になってしまいます。直前にキャロラインと一緒にいたリズは罪悪感?から積極的にその捜索に加わることになります。
また、所々で過去にその町の森の中で行方不明となり心臓を抜かれた状態で惨殺された女性たちのエピソードが複数回に渡りインサートされていきます。それらはキャロライン失踪事件と関連があるのか?ないはずはないのですが、関連がないスリラーを読んでみたいという私なりの希望があったりもします。斬新だ(笑)。しかし、その幾多のエピソードの積み上げがこの作者のストーリー・テラーとしての優れた力量を示しています。
このストーリーはとても語りずらい内容を持っています。ホラーでありながら、夢か現か?どちらとも言えない語り口によって物語がぶん廻っているからかもしれません。よって、ここから先は書かないでおこうと思います。物語は反転を何度か繰り返しながら或る瞬間、読者は少し驚きを得ることになると思います。
未だに人種差別、暴力、極端で偏った思想に振り回される<米国>という国家のあり様がジョンズタウンという町とその森の中に凝縮されて読者に提示されています。私の中ではかなりハード系のホラーとして認識できました。いやー、これはレビューしにくい。
◾️「贄の森 "Jackal"」(エリン・E・アダムス 早川書房) 2026/6/16。