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広重ぶるう



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【この小説が収録されている参考書籍】
広重ぶるう
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)

広重ぶるうの評価: 4.32/5点 レビュー 25件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(5pt)

鯖らしい作品

広重という人物以上に、その時代の世情や時代背景が細かに描かれ、時代小説として価値あるものになっている。涙を誘う場面もあれば、クスッとわらす場面もありとても面白い作品だ。
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No.24:
(4pt)

浮世絵が更におもしろくなった

江戸の浮世絵の回りと裏の世界が描かれた興味深い作品。いろいろな人が楽しく登場。
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No.23:
(4pt)

挿絵が欲しい

内容は満足しています。
よくできた話。しかし、挿絵がないと、絵師の仕事がわからない。WEBで広重の『作品』を見ながら読むと、より感動も深まりますね。
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No.22:
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プレゼント

「広重ぶるう」「葵の月」は友達のほしがっていた本です。プレゼントに使いました。
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No.21:
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作品の面白さ

毎日読んでいますが、展開がとても面白いし、人物描写がすばらしい
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No.20:
(4pt)

江戸末期の浮世絵師の物語

歌川広重と言う浮世絵師を中心とする実話なのかな? 気軽に読める時代小説です。
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No.19:
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ずっと読んでいたい本

本当に心地よい本でした。江戸っ子のきっぱりとさっぱりとした心地よいリズム、晴れ上がる空、広重ブルー。江戸のイメージが変わりました。
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No.18:
(5pt)

題名が印象的広重ぶるう(色

とても楽しく読ませて頂きました。主人公歌川広重(安藤広重)を┅梶よう子(作者)上手に読者を┅惹きつけて、書いて下さる。良かったです。
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No.17:
(5pt)

ドラマで観て

いいドラマだったので書籍も購入しました。
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No.16:
(4pt)

騒々しい広重本

江戸時代の絵師や版画に興味がおありの方には楽しめるのではないでしょうか。
映画化されたことに全く認識が無くて、俳優の阿部さだおさんが広重を演じるとピッタリ
だな、と読んでいましたら、本当にそうなっていた、と知って愉快になりました。
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No.15:
(4pt)

広重開眼

広重は威勢が良くって言葉遣いも乱暴だ。それもその筈火消同心安藤家の長男として生まれた。若くして家督を継ぐが、30俵2人扶持の家禄では満足に家族も養えない。そこで好きな絵で家計の助けにしようと、役者絵、美人画を描いたが一向に芽が出ない。そんな折、浮世絵版画の版元岩戸屋喜三郎にベロ藍を教わる。これを使い紺碧の空にぼかしを施せばこれまでと異なる広がりと奥行きのある江戸の風景を写し出すことができる、開眼したのは広重30半ばのことだった。この著作でその時代の江戸の下級武士の生活や浮世絵版画が世に出るまでの仕組みが明かされていく。ネットで広重の作品を検索しながら読み進めるのも面白い。
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No.14:
(4pt)

特別展への良い予習になった

夏の「北斎と広重展」の予習として読んだ。
我が家にも広重の東海道の版画があるのだが本当にブルーに惹かれる。
そのいきさつや版元との駆け引き
本人の葛藤・・あくまで強気で最後まで行くエネルギー
興味深く読めた。
だが、なんか文章そのもの語り口が粗いというか、
もう少しとろりと滑らかなほうがあの作品の素晴らしさが彷彿とできるような気がした。
まあこれは好みなのだけど・・
展覧会への下勉強にはとても良かった。
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No.13:
(4pt)

歌川広重の生涯

浮世絵師、歌川広重の生涯を描いた作品である。

本名を安藤重右衛門という。デビューからしばらくの間は、あまり売れっ子の絵師ではなかったようだ。定火消同心、安藤源右衛門の息子である。狩野派の絵師、狩野素川(そせん)に学んでいた岡島武左衛門との交流から画を学ぶようになった。

13歳で元服し、火消の仕事を継ぐ。しかし、祖父と仲違いしていたため、家を出て町絵師になろうとして、歌川豊広の弟子になった。

16歳で「広重」の画号をもらい、役者絵、美人画を描いた。

だがなかなか売れず、貧乏な時代が続く。まあ、絵師の仕事を内職ぐらいにしか考えていなかったようなので、当然ではあるが。

それでも、版元の喜三郎の助力で、ベルリンから輸入したプルシアンブルーを使って名所絵を描こうと考えた。そのころ、大画家だった葛飾北斎が富士山を描き、話題になっていた。

川口屋という版元を紹介してもらい、江戸の名所十景を描いた広重だったが、売れ行きは良くなかった。その前に出した花鳥の商品の方が売れ行きは良かった。

しかし、その実績で、初めての弟子ができた。昌吉という少年である。

そして、保栄堂という新しい版元が、東海道五十三次を描いてくれないかという話を持ってくる。収入の少ない時代なので、もちろん引き受けて描いたところ、これが大ヒットした。今まで付き合いのなかった版元からも仕事の依頼が次々に来るようになる。新たに弟子も10人以上増え、人気絵師になった。

時の老中、水野忠邦の改革により、絵師も好きなように描けなくなったが、広重の名所絵には文句が付かず、絵を次々と描き続ける広重。

読みやすい文体である。江戸の文化とともに町絵師の実態がよく分かる作品になっている。いい小説である。
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No.12:
(4pt)

人生は基本ブルー

江戸時代の庶民なら尚更ブルーだったでしょう。本書には江戸時代の著名な浮世絵師の名が広重の視点から語られ、当時の浮世絵界が理解できた気がします。
繊細でべらんめえな広重の誠実な人生に学ぶところもあります。
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No.11:
(4pt)

TV放送も!

ドラマ化もされたようで楽しみです!
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No.10:
(4pt)

広重の生き様が面白い

北斎ブルーには関心があったが、広重までもがベロ藍に魅せられていたのか、恥ずかしながら知らなかった。
北斎を意識しつつ広重の世界を形作ったのはライバルがいることが技を磨くことになるいい例だ。
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No.9:
(4pt)

もっと肝心なことにスポットをあてれば

絵から想像するに広重の性格は本当にこのような江戸っ子的短腹な人物だったのだろうかと思ってしまう。
小説の内容について、木曽海道六十九次の企画にあたって当初、保永堂は何で渓齋英和泉を起用したのか。
広重に変わった時点でのゴタゴタ、版元にいたって保永堂から錦樹堂に変わった経緯。これら大いなる心情的ゴッタゴタにもスポットをあてればもっと面白い構成になっていたと思うのですが。東海道五十三次に不要な項目まで紙片を費やし過ぎ。これが☆一つマイナスの要因です。
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No.8:
(5pt)

丹後 天の橋立

広重が50代に描いた六十余州名所図会の内24枚を持っていますが、簡潔にして全てを表わす美しい景色、豆粒位の人への労りや慈しみと、少し滑稽に見える姿体が反射して、広重そのものように感じておりました。
読み進める内に一致してくるのがとても嬉しかったです。
江戸弁も爽やかに、このまま高座で語ってもドッと沸かせるところなど、「涙と笑いと共感」を求める者として、全てを満喫させていただきました。ありがとうございました。
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No.7:
(5pt)

藤沢周平 「 旅の誘い 」 と併せ読んで

浮世絵 広重好きゆえ見逃せない最新刊、
梶 よう子 「 広重ぶるう 」、
楽しく読了~

広重が主役の小説なら、小品ながら、
藤沢 周平の短篇集 「 花のあと 」 に収録の 「 旅の誘い 」があり、
こちらを読んだのはもう十数年前_

比較できて おもしろい_

・・・・・・・・・・

町人文化の華、浮世絵_
そこには 北斎と広重、
ふたつの巨山が、そびえて見える_

・・・・・・・・・・

北斎、広重、その作風・個性の違いは明瞭に感じ取れて、
若年、自分は 北斎の これでもか! という画力の凄みに圧倒されて惚れ込んだけれど、
次第に 齢と、人のありがたみの体験と、を重ねるにつれ、
より情緒に軸足を置いたような広重を、好むようになった~

・・・・・・・・・・

広重小説 二作とも、北斎との対比が重要な要素になっているけれど・・・

「 旅の誘い 」 のほうは、それによって、
広重に 情味の色濃い作風・個性に至らせたその心情を、より浮き彫りにしていると感じる_

「 広重ぶるう 」、こちらは より エンタメ性が強い_
なにしろ、火消し同心でもあった広重が、火災に遭遇・活劇は繰り広げるし_
北斎を意識した広重が 北斎の住居へ、 広重を意識した北斎が 広重なじみの銭湯へ、
やってきて 緊迫の対面はするし_

読後感も、藤沢作が より広重的、梶作が より北斎的、とも感じた次第_
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No.6:
(1pt)

新品を購入したはずなのに

新品でない。
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