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赤い風



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い風
赤い風 (文春文庫 か 54-4)

赤い風の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

題材は良いのだが

犬公方と呼ばれた徳川綱吉に使えた柳沢吉保は、大河ドラマでも余りよいイメージでは描かれたことはないように思うが、本書は柳沢吉保が所領として与えられた川越藩の不毛な赤土を、地元の百姓と柳沢吉保に任命された家老以下の武士たちが反目しながらも協力し、開拓に成功するという物語である。

中々面白い題材だと期待して読み始めたところ、面白くないわけではないのだが、今一つ物語に入りきれない自分がいた。生意気な家老の息子の成長ぶりはなかなかよかったのだが、もう一つの重要なキャラクターである親が殺された百姓の息子の正蔵がぱっとしない。いつも不機嫌そうにしているだけで、これでは何故おそでに好かれるのかその魅力が全く伝わってこなかった。またエピローグも何故赤穂浪士の子孫の話に急に切り替わるのか、余りに唐突過ぎて理解できず2回読み返したが興ざめだった。
赤い風Amazon書評・レビュー:赤い風より
4163908668

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