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帝都の用心棒 血刀数珠丸
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帝都の用心棒 血刀数珠丸の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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| 刀剣に関しての蘊蓄あり、剣戟あり、女学生の日常もありで面白かったです。メインの碧一と光雄をはじめキャラクターが魅力的ですがまだほんの少し触れただけという印象なので、今後のシリーズ化を期待します。ドラマになっても楽しそう。どこか陰のある主人公よりなお闇を抱えていそうな光雄が気になります。 | ||||
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| 『帝都の用心棒 血刀数珠丸』です。 大正時代が舞台の、刀剣がむちゃくちゃプッシュされまくっている時代小説です。 2020年に鬼滅の刃が大ヒットして流行語にもなったくらいだけど、作品単体がヒットしたのであって、必ずしも大正時代が話題になったわけでもなく、刀で戦うバトルものがメインストリームになったわけでもない。実際、鬼滅の二番煎じといえるような模倣作品は出てきていないわけで。 そんな中で本作品は、大正時代に刀なわけですから、流行の要素に素早く乗ったと言える。判断が早い。 大正ノワールと帯で謳われているのですが、聞き覚えの無いワードだなとググってみたら、そういうワードが無いわけではないが、定着していると言えるほどでもない。じゃあ見方を変えれば本作品がそういうジャンルを定着させるきっかけにもなりうるということなのかな、と。 本作品の立ち位置確認の前置きはともかく、作品内容としてはやはり大正時代の帝都東京の描写が良かったです。大正の、それも初期となると、江戸時代が終わってからまだ50年弱ということで、ちょんまげ時代の名残もあちこちにありつつ、モダンな西洋風のインフラも整いつつあるという絶妙なブレンド具合がいい感じに描かれていて、鬼滅で大正時代に興味がわいた視聴者のニーズにがっちり合致しておる。 そして本作品には、刀剣ネタが主眼として描かれている。ゲームの大ヒットで特に女性を中心に刀剣に関する興味が高くなっている現状に旨い具合に沿ってきた。武家政権だった徳川時代が終わって武器としての刀の役割が求められなくなった中での刀の意義など、根本的だけど重要なところも含めてあれこれネタが豊富です。なので男女問わずですが、刀剣が好きな人にはオススメの作品だと思います。刀剣に関して知識の無い人でも一気に読み切れるリーダビリティはあります。 話の内容は、刀ネタであるからには当然バトルシーンも出てくるのですが、物語の展開や謎解きというよりはキャラ小説としてキャラの魅力の掘り下げの方がメインと感じました。 主人公は表紙イラストに描かれている人物ですが、戦うだけではなく、過去のしがらみも持っていて、微妙な心境の変化もみどころかも。相棒は武器とか色々持っているだけでなく、色々盛ったキャラ。お嬢様のキャラも判断が早いというか思い立ったらすぐ実行という行動力を発揮して物語に動きを出してくれたし、謎の美女も存在感がありました。 ただ贅沢を言えば、序盤からキャラがあれこれ登場してきてこちゃこちゃするので、巻頭に登場人物一覧を置いてほしかったのが正直なところです。★5 | ||||
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