帝都の用心棒 血刀数珠丸



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初公開日(参考)2021年01月
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長編小説

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帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)

2021年01月04日 帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)

刀を持たぬ剣術遣いと刀剣蒐集妖女との邂逅 藤田五郎翁は刀を手にし、表に飛び出した。斬殺された男ふたりが道端に倒れている。 傍に立ち、血刀を提げた巨漢が唸り声を上げた。転瞬、ふたつの刃が火花を散らす。それも束の間、巨漢が隙を突き、姿を消した。 残された藤田が目にしたのは、亡骸の首元に彫られた蜘蛛の入墨、周囲に転がる数珠玉だった……。「立て続けに妖刀が出没して、人を斬っている」との噂を聞いた、東京帝国大学理学部教授の山川健次郎は、事件の真相を突き止めてほしいと、加能碧一と行成光雄に依頼した。 ふたりは、梁山泊屋敷と呼ばれる〔水城よろづ商会〕に出入りする用心棒コンビなのだ。刀を持たない剣術遣いの碧一と、二振の短刀と棒手裏剣を全身に仕込んでいる光雄は早速、刀剣蒐集家ウィルソンの邸へ赴いた。 ウィルソンが蔵で保管していた四谷正宗こと源清麿が血染めになっていたのだという。刀の装飾には蜘蛛が施されていたらしいが、前の事件を鑑みると、近頃一部の富裕層を取り込みつつある謎の組織〔蜘蛛の会〕を主宰し、人知を超えた力を使うと言われる妖女、多摩峰トワ子が関係しているのか? 剣光疾り、太刀風駆ける、書き下ろし大正ノワール日本刀アクション! 【編集担当からのおすすめ情報】 デビュー作『姉上は麗しの名医』で、日本歴史時代作家協会の文庫書き下ろし新人賞を受賞した、新進気鋭の作家が放つ、渾身の大正時代剣劇です!(「BOOK」データベースより)




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和洋折衷

面白い
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4094068686
No.2:
(5pt)

気軽に楽しめる時代小説

刀剣に関しての蘊蓄あり、剣戟あり、女学生の日常もありで面白かったです。メインの碧一と光雄をはじめキャラクターが魅力的ですがまだほんの少し触れただけという印象なので、今後のシリーズ化を期待します。ドラマになっても楽しそう。どこか陰のある主人公よりなお闇を抱えていそうな光雄が気になります。
帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)より
4094068686
No.1:
(5pt)

判断が早い

『帝都の用心棒 血刀数珠丸』です。
大正時代が舞台の、刀剣がむちゃくちゃプッシュされまくっている時代小説です。
2020年に鬼滅の刃が大ヒットして流行語にもなったくらいだけど、作品単体がヒットしたのであって、必ずしも大正時代が話題になったわけでもなく、刀で戦うバトルものがメインストリームになったわけでもない。実際、鬼滅の二番煎じといえるような模倣作品は出てきていないわけで。
そんな中で本作品は、大正時代に刀なわけですから、流行の要素に素早く乗ったと言える。判断が早い。
大正ノワールと帯で謳われているのですが、聞き覚えの無いワードだなとググってみたら、そういうワードが無いわけではないが、定着していると言えるほどでもない。じゃあ見方を変えれば本作品がそういうジャンルを定着させるきっかけにもなりうるということなのかな、と。

本作品の立ち位置確認の前置きはともかく、作品内容としてはやはり大正時代の帝都東京の描写が良かったです。大正の、それも初期となると、江戸時代が終わってからまだ50年弱ということで、ちょんまげ時代の名残もあちこちにありつつ、モダンな西洋風のインフラも整いつつあるという絶妙なブレンド具合がいい感じに描かれていて、鬼滅で大正時代に興味がわいた視聴者のニーズにがっちり合致しておる。
そして本作品には、刀剣ネタが主眼として描かれている。ゲームの大ヒットで特に女性を中心に刀剣に関する興味が高くなっている現状に旨い具合に沿ってきた。武家政権だった徳川時代が終わって武器としての刀の役割が求められなくなった中での刀の意義など、根本的だけど重要なところも含めてあれこれネタが豊富です。なので男女問わずですが、刀剣が好きな人にはオススメの作品だと思います。刀剣に関して知識の無い人でも一気に読み切れるリーダビリティはあります。

話の内容は、刀ネタであるからには当然バトルシーンも出てくるのですが、物語の展開や謎解きというよりはキャラ小説としてキャラの魅力の掘り下げの方がメインと感じました。
主人公は表紙イラストに描かれている人物ですが、戦うだけではなく、過去のしがらみも持っていて、微妙な心境の変化もみどころかも。相棒は武器とか色々持っているだけでなく、色々盛ったキャラ。お嬢様のキャラも判断が早いというか思い立ったらすぐ実行という行動力を発揮して物語に動きを出してくれたし、謎の美女も存在感がありました。
ただ贅沢を言えば、序盤からキャラがあれこれ登場してきてこちゃこちゃするので、巻頭に登場人物一覧を置いてほしかったのが正直なところです。★5
帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:帝都の用心棒 血刀数珠丸 (小学館文庫 J は 2-2 小学館時代小説文庫)より
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