純黒の執行者 正しい悪魔の殺しかた2
評判
純黒の執行者 正しい悪魔の殺しかた2の評価:
3.33/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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純黒の執行者 正しい悪魔の殺しかた2の評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
過去作「ヘルハウンド」シリーズとは違ったシリアスかつ社会派な犯罪ミステリーサスペンス。
一巻も素晴らしく、非常に丁寧に作られた作品で、ラノベとは思えない人間ドラマが体感できる。
短編連作のそれぞれの犯人にも重いドラマが描かれ、キャラクターを描くのが巧みなので、ドラマや映像を見ているような感覚で読めるのが個性的だ。
あとがきにも書いてあったが、宗教やジェンダー問題がうるさい昨今において、絶妙な表現を使ってうまくギリギリを攻めているところを高く評価したい。
悪魔の解釈についても、キリスト教やイスラム教徒などとは全く違う。
ぼやかして書いているのは宗教に配慮したからだと思われる。
旧約新約問わず聖書に精通していなければ何かしら被るところも出てくるはずだが、一切かすっていないところをみると、著者の細部にわたる仕事ぶりがうかがえる。
ライトノベルだからか、トリックそのものは単純明快。
ミステリーに慣れていない若いレーベル層にあわせたというところか。
第一章の薬物を使った犯罪はたいへんおもしろい。
そういう毒殺の仕方があるのかと勉強になった。
一之瀬朱理とベルがカレーライスやシチューを作って食べるところで思わずウルっときてしまった。
家族とは何かを改めて思い知らされる。
2巻で終わってしまうのは残念だが、著者の次回作が楽しみだ。
この作家は売れると思うので青田買いをおすすめしたい。