戦艦武蔵

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評判

戦艦武蔵の評価:

4.53/5点 レビュー 93件。 B ランク

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平均点4.53pt

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全106件 41〜60 3/6ページ
No.66
(5pt)

太平洋戦争を知る教科書

授業時間が足りず省かれた近代史
この本を読み呉の大和ミュージアムに行くことをお勧めします。
戦艦武蔵 Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵より
B074JS9ZW6
No.65
(5pt)

太平洋戦争を知る教科書

授業時間が足りず省かれた近代史
この本を読み呉の大和ミュージアムに行くことをお勧めします。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.64
(5pt)

戦記物は嫌いですが、これは違います。

吉村昭氏も言っているように、いわゆる戦争モノではなく、「モノを通して戦争とそれを取り巻く人間像を描き出す」作品。それがたまたま戦艦武蔵であった、とのこと。三菱重工 長崎造船所が、受注時から始まる様々な困難を一つひとつクリアしていく様は、モノづくりの醍醐味と素晴らしさを生き生きと描いています。人が携わる故に起きる事故や悲劇が生々しく、強く読み手に語りかけます。「陸奥爆沈」と共に吉村氏の傑作のひとつでしょう。
戦艦武蔵 Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵より
B074JS9ZW6
No.63
(5pt)

戦記物は嫌いですが、これは違います。

吉村昭氏も言っているように、いわゆる戦争モノではなく、「モノを通して戦争とそれを取り巻く人間像を描き出す」作品。それがたまたま戦艦武蔵であった、とのこと。三菱重工 長崎造船所が、受注時から始まる様々な困難を一つひとつクリアしていく様は、モノづくりの醍醐味と素晴らしさを生き生きと描いています。人が携わる故に起きる事故や悲劇が生々しく、強く読み手に語りかけます。「陸奥爆沈」と共に吉村氏の傑作のひとつでしょう。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.62
(5pt)

吉村昭の精緻な目

作者の感情を一切交えず、淡々と鋭利なナイフで削るように
事実を積み重ねていきます。史実を調べ尽くし、インタビュー
でも不確実な物を全て捨てて残った文字には文字数以上の
事実の重みが詰まっています。
超弩級戦艦を作るための機密保持から特殊な鋲打ち、ガントリー
クレーンの隠蔽方法まで、テレビや雑誌の二次情報や薄っぺら
な取材で適当に作ったコンテンツとは全く違います。
事実を伝えるスキルを身につけるにも役に立ちます。ぜひ一読あれ。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.61
(4pt)

戦艦武蔵の建造は太平洋戦争を象徴する

「戦争は、一部のものがたしかに煽動して引き起こしたものかも知れないが、戦争を根強く持続させたのは、やはり無数の人間たちであったにちがいない」あとがきより。
巨大な戦艦武蔵を建造した人たちのエネルギーは、戦争を持続させた人たちのエネルギーに似ています。
戦争なんて嫌いに違いない、けれど、戦艦を造ることによって戦争に加担している。そのことの矛盾に誰も気づかない。
これこそが、戦争が悪魔の誘惑と同じである証しだと思います。
戦艦武蔵は、戦争そのものの象徴のようです。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.60
(5pt)

日本人は宇宙人だったの?

「戦艦武蔵」や「戦艦大和」と聞くと、誰もが悲しい最後や大艦巨砲といった言葉を
イメージすると思うのですが、本書では建造の過程が克明に描かれています。

日本の運命を託した巨艦はとにかく秘密のベールで守らなければいけなかった。
曳航する艦船を新建造しドッグに港まで作り直すほどでかくて重かった武蔵。
その建造の苦労は筆舌に尽くしがたかったのだろうと思います。

されど昭和10年代に世界一大きな戦艦を作った日本人の英知はもはや地球人
の物差しを越えていたんではないでしょうか?

日本の運命を託すと言った大きすぎるプレッシャーに挫けぬ精神力と製造技術、
日本人のモノ造りの文化伝統が見事に発揮されたに違いありませんね。

しかし、これほどまでに呆れるほど巨大な戦艦と対峙した米軍はどう感じたでしょうねぇ。
私だったら、茫然自失、絶対に戦いたくないから、震えながら敵前逃亡したでしょう。

日本人のモノ造への意地と根性とプライドが本書にはあります。必読間違いなし。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.59
(4pt)

巨艦建造にかける技術者たちの苦悩と挑戦ドキュメント

先日のニュースで、マイクロソフトの共同創業者ポールアレンさんが、フィリピンのレイテ沖シブヤン海の水深1000mで戦艦武蔵を発見したと伝えていました。

戦艦大和なら有名なので分かるのですが、はたして戦艦武蔵は外国人が興味を引くような船だったのだろうか?と興味を持ったので、急遽図書館で借りて読みました。

私は、戦艦武蔵の名前は聞いたことがあるものの、その概要も詳細も全然知りません。
で、本書を読んで分かったこと。

1.大和と武蔵は同時に造られた兄弟艦だった
 大和は呉海軍工廠、武蔵は三菱重工長崎造船所で同じ時期に造られ、それぞれ第一号艦・第二号艦と呼ばれていたのが、完成後大和・武蔵と命名された。
2.武蔵はその攻撃能力を発揮しないまま、最初の戦闘で米軍に攻撃され沈没した
 巨艦ゆえに燃料の消費が莫大で、戦況悪化に伴う石油確保が難しくなったこともあり、なかなか出陣の出番がなかった。しかし、初陣時には味方攻撃機の援護もなく、逆に大量の米軍攻撃機により一方的に被弾するだけだった。これは、同時に出撃した大和などを安全圏に逃がすための囮になったとも考えられているそうです。
3.戦艦に搭載された大砲の命中率は極端に低かった
標的との距離が30数キロの場合で10~16%程度だったらしい。ま、30キロも離れているのだからこの命中率はいい方かもしれませんね。対航空機戦を考えれば、巨砲がいかに無意味なのかがよく分かります。ちなみに武蔵は当時最大級の46インチ砲を9門装備していました。

本書の圧巻シーンは何と言っても武蔵を進水させるところです。

長崎造船所での建造はドックではなく船台上で行われたため、進水させるときは海までの緩い傾斜をすべらせる必要があります。
重さ36,000トン、長さ263m、高さ20mの岩山のようにそそりたつ船体を、倒れず対岸の岸壁に衝突させることなく海に浮かべることができるのか?と緊張の経過が克明に描写されています。

そのときの”事件”として、滑り降りた船体のあおり上げた海水が1.2mの高波となって周辺の家々に押し寄せ、床上浸水を起こしたということですから、ますますその巨体ぶりがうかがわれます。

こんなとてつもなく大きいモンスター艦をつくりあげた技術者たちに驚くばかりです。

資産家が財力にものを言わせて捜索するのがわかりますね。
男のロマンかなぁ・・。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.58
(3pt)

丁寧に書かれています

本全体の3分の2が完成までの話、良く調べたなぁと感心します。
武蔵についてなんの知識もありませんでした。

太平洋戦争の航空機に関して興味がありそちらばかり読み漁りました、
何処にも武蔵の活躍記事がなく、わかりませんでした。

使い方が悪かったのでしょうか、単に時代遅れだけだったのでしょうか
もっと有効な使い方をするならどうすれば良かったのかな?
もったいなかったです。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.57
(5pt)

城塞

第二次大戦時の世界は、戦闘飛行機の時代に移り変わりつつある中で、ひたすら長強大な軍艦を建造していく日本。これはもう、軍艦製造というより巨大な「建築物」を構築している錯覚に陥ってきます。軍艦として、戦闘に駆け巡るらせることなど、既に念頭に無く、唯「一基の城塞」を建築しようと夢想・邁進しているとしか考えられない当時の関係者たちの姿が脳裏を駆け巡り、「武蔵」の悲運の最期の姿と重なり、大変印象に残る作品になりました。傑作です。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.56
(4pt)

巨大戦艦建造を通じて、戦争の本質と人間の愚かさが描かれている

新潮文庫/吉村昭=著『戦艦武蔵』のレビュー。
2014年9月読了。

言わずと知れた、戦争文学を代表するもののひとつ。
「武蔵」は「大和」に隠れた感がある戦艦だが、大和と同型艦であり、大和より遅れて建造が始まったので、大和起工後にあきらかになった不具合部分を改良して完成された艦という意味では、当時世界最強の戦艦と言ってもよい。

本書は、九州各地で棕櫚(しゅろ=漁業に使う網の繊維)が無くなりはじめたところから物語が始まる。
その理由は、長崎で建造する武蔵の巨大な船体を隠すための“覆い”として使うため、密かに集められた為だった。
武蔵の建造は軍の極秘事項だ。全貌を知る者はごく一部であり、建造に携わる人々もひとりひとり身元を調査された上、誓約書を書かされた。
既存のドックでは建造できず、山が削られた。
建造中はもちろん進水時においても武蔵の存在を隠すために、周囲の住民や外国人居留民への監視が徹底された。
設計図紛失事件では、徹底的な調査とあわせて作業員への拷問が行われた。
設計変更や納期の短縮など、軍と民間企業である三菱重工長崎造船所とのギリギリのやり取り。
そして作業員たちに芽生え始める、武蔵に対する神格化ともいえる感情。
本書の三分の二は、(大和を除く)世界史上前代未聞の巨大戦艦建造のドラマとなっている。

1942年、起工から4年超、武蔵はついに戦闘艦として戦列に加わり、山本五十六司令長官乗るところの聯合艦隊旗艦となった。
しかし、そのわずか2年後の1944年10月24日、フィリピンのシブヤン海で、米軍機の集中攻撃を受け沈没する。
今年(2015年)は、武蔵沈没から丸71年ということになる・・・。

俺は読んでいて、最後までちょっとした物足りなさを感じていた。
それは、戦記モノでありがちな“感動的場面”や“美化”といったものが希薄な作品だなぁ、という点だった。
このシーンでは、もっと読者を喜ばせる(もちろんノンフィクションであるからには史実に則らなければならないけれど)表現であってもいいんじゃないか、と思ったりする部分がいくつかあったのだ。
ところが、巻末の磯田光一氏の『解説』を読んで、俺が間違っていたことが分かった。
吉村昭が描こうとしたのは、戦争の本質であり人間が持つ愚かさなのである。
いかに俺が、これまで観たり読んだりした映画・テレビドラマ・小説等に毒されていたか、ということが分かった。

人間と戦争を考える上で外せない1冊だと思う。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.55
(5pt)

無駄!戦艦武蔵

タイトル通り、最近、フィリピン、シブヤン近海の深海で見つかった戦艦武蔵の建造から沈没までを日本人が持つ負の精神主義論と絡めたノンフィクション!
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.54
(1pt)

作者の意図は汲むが史実小説としてはつまらない。

沈没艦発見で脚光を浴び読んでみたが、武蔵記念館の資料説明に徹した感でつまらない。
武蔵も大和も実践機会がなさすぎて、少ない資料でまとめた意図は汲む、ただダラダラマラソンでつまらない。
実質100ページの内容の小説。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.53
(4pt)

改めて

先日見つかった武蔵の沈没船体と、運命を共にした兵士たちに哀悼の気持ちをささげたいです。
願わくば、大和ばかりが取り沙汰され続けてきた近年、悲劇の同型艦への認識を深められる番組など放映されれば、と思います。
戦艦武蔵 Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵より
B074JS9ZW6
No.52
(4pt)

改めて

先日見つかった武蔵の沈没船体と、運命を共にした兵士たちに哀悼の気持ちをささげたいです。
願わくば、大和ばかりが取り沙汰され続けてきた近年、悲劇の同型艦への認識を深められる番組など放映されれば、と思います。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.51
(5pt)

戦後70年を経て発見された武蔵

奇しくも過日フィリピンで撃沈された戦艦武蔵が発見されたとの報せがあった。
御霊の安らかな眠りを祈るばかりである。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.50
(5pt)

70年振りに深海で発見された武蔵の映像と並行して読破!感動しました。

まさに、ノンフィクションの王道のストーリーです。
最初の棕櫚(しゅろ)の買い占めから謎が始まり、第二号艦の建造。そして戦争へ。淡々と撃沈まで進行します。読まれるのは、まさに今です!
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.49
(5pt)

その象徴である主砲を砲戦で使う事無く沈んだフネ

1号艦「大和」の本は数多有れど、2号艦「武蔵」を題材とした本は少ないのではないでしょうか。
本書はその武蔵の製造からシブヤン海に没するまでを関係者の取材を通して綴った本です。
造船所を目隠しする為の棕櫚の大量買い付けや、軍機図面紛失事故などの裏事情にも詳し過ぎるほど取材の目が行き届いています。
その取材の過程は『戦艦武蔵ノート』に詳しく記されていますので併せて読まれる事をお勧めします。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.48
(5pt)

当事者の生々しい貴重な証言

本書は記録文学で著名な小説家である吉村 昭氏が、1966年(昭和41年)に処女作『星への旅』に続いて、同年に発表した吉村 昭氏の記録文学としては処女作に当たる小説になります。

吉村 昭氏は生前「小説を書く際には、当事者からの聞き取りが不可欠である」と発言され、昭和41年という終戦から21年しか経過していない時点で執筆された本書は、多くの関係者が存命中に書かれた小説のため、本レビュー執筆時で戦艦武蔵沈没から70年を迎えた現在では聞くことの出来ない非常に生々しい証言が綴られており、極めて貴重な小説となっております。
戦艦武蔵 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵 (新潮文庫)より
4101117012
No.47
(4pt)

戦争に向かうエネルギーって何だろう。

終戦の日に一気に読み上げた。
著者の作品は詳細な取材、史実に基づいたもので本当に引き込まれる。当時の国力を注ぎ込んで、多大な労力と年月をかけて完成させた巨艦の出来るまでの男たちの生き様と、あっけなく撃沈してしまう不沈戦艦の対比。終戦69年もたったが、日本人が狂気的なエネルギーで何よりも優先させた戦争の本質をリアルに感じさせてくれる作品。
戦艦武蔵 Amazon書評・レビュー: 戦艦武蔵より
B074JS9ZW6