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二万人の目撃者
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二万人の目撃者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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そうyoutubeなら二万人もあり得ますね。人気職業を容疑者としたサスペンスになっており予想外のおもしろさです。 | ||||
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『四万人の目撃者』を意識したものかもしれないが、まずは、タイトルに惹かれた。『四万人~』は、野球場が舞台だったが、本作は、人気ユーチューバーのライブ配信と、いかにも現代的だ。 優子の親友・純奈は、淀川で溺死する。警察は、妊娠中だった純奈が淀川に飛び込み自殺したと判断するが、納得できない優子は、純奈が通っていた琵琶湖湖畔に立つ東湖学園高校の保健室に、雨貝先生を訪ねる。雨貝の名前は、純奈から聞いていたのだ。優子は、純奈のお腹の子が人気ユーチューバーのシイガであり、彼が殺人犯だと思っていた。しかし、シイガには、純奈が川に落ちた時間、ユーチューブで生配信をしていたという鉄壁のアリバイがあった。優子の話を聞いた雨貝は、その配信された動画を見始める… アリバイ崩しであり、安楽椅子探偵ものでもある。アリバイ崩しの過程は、丁寧で、疑惑を持つ点、小道具の使い方も納得できる。ただ、短編だからかもしれないが、探偵役の雨貝先生にインパクトがない。シリーズ物でないとしても、もう少し、何か強く訴えるものが欲しい。 選評を読む限り、欠点の少ない作品が選ばれたようだが、たしかにバランスもとれている。ただ、多少の瑕疵はあっても、大きく突出した魅力を持つ作品に出会いたい私には、やや不向きな作品だったかもしれない。 「ミステリーズ!」の新人賞受賞作がこういう形で読めるのは知らなかった。単行本になるにしても、先の話だろうし、新人賞受賞作品のためだけに雑誌を買うのはちょっと、という場合にはうってつけである。 | ||||
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