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瞑き流れ: アドリアン・イングリッシュ5
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瞑き流れ: アドリアン・イングリッシュ5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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アドリアン・イングリッシュのシリーズ、良いんだけどな 挿絵がな~ 門野葉一さんのがいいわ | ||||
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長かったー。 ようやく2人の心も結ばれました。 この巻を読むと、1巻からの無骨でシビアな 刑事であるジェイクの視線や行動全てに 特別な意味があった事がわかります。 美しい本屋の店主にひと目で恋に落ちて、 その恋に焦がれていた事が。 アドリアンに結婚を打ち明けたとき まさかアドリアンに去られるなんて 思ってなかったとか、 普段自信に満ちたジェイクが1人の哀れな 恋する男になって緊張したり、 情熱的なセリフを言ったりするのは 心底ときめきます。 2人の心の動きが事件の中の登場人物と 密接に絡まりあって進んでいくから この物語は面白いんですよね。 絡まり方が尋常じゃないもの笑 そう思うとあのハリウッド俳優も ジェイクの不誠実な過去も許せてしまう笑 そして幾度となくイライラさせれた女性軍も。 特にリサがカッコ良かったな。 草間先生の挿絵や表紙が素敵で しっかり脳内補完できました。 アドリアンの美しさと可愛いさ、 ジェイクの朴念仁っぽい感じとか、 マッチョで冷静な感じとか。 とにかく全方位的に愛せるCP。 とても楽しく幸せな気分です。 6巻は番外編っぽいですが、楽しみです。 最後なのが本当に寂しいです泣 | ||||
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否応なく人を押し流していくDark Tideは、ある時は戦争に向かっていく世の中の風潮だったり、ある時はGayを嫌悪する職場や社会のマインド・セットだったりする。本当は正しくないことだと分かってはいても人は恐怖に飲み込まれて否応なく”安全”を得るためならと、状況に抗うことなく流されていく。 これまでJakeもそんなDark Tideに吞まれていた一人だった。Adrianが船の上でポールに銃を突きつけられるまでは。 ネタバレ注意↓ JakeはAdrianを傷つけるつもりはなかったと、少なくとも故意に傷つけようとしたことは一度もないというけれど、自分の取ってきた行動をふり返って本当にそんなことが言えるのか?と思った。 Kate と結婚を決めて去って行ったJake。自分と会っていた期間にもポールとの肉体関係を持っていたJake(ポールからはずっと恋人同士だったと聞かされた)。あまりにも傷つけられて、彼を信じることが出来ないエイドリアン。3年前の、何の恐れもなくJakeを愛することが出来た時に戻りたいと、Jakeがこれ程に自分をめちゃめちゃに傷つける事が出来るのだと知る前に戻れたらいいのにと願わずにはいられないエイドリアンの心情を思うと切ない。 (この巻だけを見るとAdrianの方がJakeの事を好きすぎて可哀そうだけれど、Hodiday Codasの短編を読んだりすると実はそうではなかったのだという事がわかる) そんなわけでとてもモヤモヤした気持ちを抱えて、Jakeには一度ガツンと衝撃的にわからせる何かが起こることを望みながら、読んだけれど、この時のJakeは実は既にエイドリアンが自分にとってどれほど大事な存在だったのかをいやという程思い知った後だったことが後からわかる。 人生をかけていた仕事や家族の期待、結婚して子供を持ち「正しい」と思える安寧を恐怖から手放せない状況は、個人の”愛している”感情だけでは抗いがたく、人生の大半をDarkTideに呑まれていたJakeがどれほどの勇気をもってそれに抗ったのかを知ったAdrianは初めてJakeを信じることが出来るようになる。 ほんの3年でもあの孤独で辛かった日々。Jakeの43年間。彼の半生。そしてNick Argyleの70年以上の一生がDark Tideの犠牲となった苦しいものだった。 "It could have been us. It nearly was."というAdrianの慟哭は、DarkTideが誰の事をも押し流していく恐怖を感じさせるが、"Maybe one person could make a difference. Maybe love could make a difference. It had made a difference to me." と思えたところに救いがあると思った。 これは同性愛者という問題だけではなくて、恐らくDark Tideが生まれるたびに人は自分の中の何かを試されるのだと思う。 Audible版のジェイクの声が、とてもセクシーで好き(ナレーターは一人なのに、AdrianとJakeの声が全く違っていて、なんでこんな声が出せるのだろうと毎回不思議で、感動する)。 | ||||
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一巻から五巻まで何度も読み直します 何回読んでも面白く登場人物の心の機微に涙したり共感したり アドリアンに心を残しながら女や偽の関係を続けるジェイクに怒りを覚えながらこの最終巻にたどりついて ジェイクも辛かったのだというアメリカの表社会でゲイだとカミングアウトすることの重さがこの巻で伝わります 二人が幸せになるように架空の人物なのに心から祈らずにいられません | ||||
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アドリアン・イングリッシュ5巻! 本編はこれで完結。 次に短編の番外編があるから、それも続けて読む予定だけど、この5巻までの流れが本当に良かった。 全編通じて、アドリアンの心の揺れ動きにすごく共感出来た。 M/Mのミステリだけど、2人の行く末がどうなるのか気になりすぎて、そっちばっかり集中しちゃいがちなんだけど、ミステリ部分も気になって…もう、心がぐちゃぐちゃになった 笑 仕事が手につかない〜(>д<) 訳者の冬斗亜希さんのあとがきで、アドリアンだけじゃなくて、ジェイクの物語でもあったんだって書かれてたのが、本当に頷けて。 全部読めて良かったと久々に思った作品だよ*'v')ノ゙ 何回も読み直したくなりそう。 この5巻の感想としては、同じ女子としてケイトがちょっと可哀想だなぁと思ったけど、あのジェイクが結婚相手に選んだだけあって素敵な人に違いないから今後幸せになるに違いないって思う。 そして、2人には今後もちょこちょこ言い合いはしながらも幸せで居続けて欲しいなぁって思った。 短編も続けて読む! | ||||
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4巻最後の出来事が原因でジェイクが吹っ切れた、 そのせいかこのシリーズ独特の緊張感が薄れて、汎用的なよくある関係に落ち着いてしまった感じがあります。 よくあるすれ違い、よくある解決。 このふたりの場合、こうなるまでに5冊分必要だったと考えると感慨深いものはありますが、 やはりちょっと残念です。 | ||||
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すっごくすっごく面白く、ずっと読んでいたい欲に負けて徹夜までしてしまいました(笑) 一気に5巻まで読みましたがもっともっと2人の物語が知りたいです…皮肉とユーモアに溢れた台詞の言い回しが海外ドラマを見ているよう!色々な人の愛の形を見ることができます。願わくば2人がずっと一緒にいられますように。 | ||||
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皆さんのレビューが良かったので、1巻から5巻まで一気読み♪後日談の「So This is Christmas」まで読破、レビュー通り本当に面白かった。主人公のアドリアンがゲイだからBLのカテゴリーであって、これは本格ミステリーですよ。読みごたえ充分です‼もちろん、恋愛の方も楽しませていただきました。途中イライラすることもありましたけど、幸せに終われて安心しました。まだまだ続きが読みたいです。これからも、ジェイクと二人で平穏で幸福な日々を過ごしながらも、何かしらの事件を解決していって欲しいな♪映画やドラマになったら必ず観ますよ!それくらい内容も濃く、骨太な作品です。 | ||||
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すっかりハマって全巻一気に読みました。日本のBLには無い面白さです。 会話のテンポがすごく外国人っぽく、かつ日本読者が楽しめる訳し方にも感動しました。 周りを固める登場人物たちも背景もしっかりと描かれていて、物語に入り込めます。 主人公2人のモダモダした恋愛物として読んでも、単にミステリー物として読んでも楽しかったです。 アドリアンの、色んな事をジョークで誤魔化しちゃう癖が可愛くも切なく、 頑なだったジェイクの成長っぷりに感動し。 もっともっと幸せになった2人の続刊が読みたい程。 | ||||
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作中の時間経過だけでなく、特にジェイクの約40年間を感じた。40年近く自分を否定し続けつつ、社会にある意味誠実であろうとした、人間らしい臆病さというか。 そう言ったバックボーンがある事を感じるし、だからちゃんと肉体のある登場人物に感じ、ハラハラ、やきもきしながら最後まで読みました。 アドリアンのことも、自分自身が持病持ちであるため、彼の苛立ちがよくわかる所があって。 この二人のこれからが良いものであるよう願うばかりです。 いやー面白かった! 人間ドラマでしたね。海外ドラマ好きには特にオススメです。 | ||||
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5巻全てを読み終えて暫く放心してしまったくらい、色々な要素がギュッと詰まったシリーズです。 1巻で出会い、2巻で恋愛し、3巻で別れ、4巻で再会し、そしてこの5巻で2人は結末に辿り着きます。 読み終えると、これはアドリアンとジェイクがそれぞれ本当の自分自身と相手を受け入れる物語だったんだなと。 ゲイである自分を否定し続けてきたジェイク、病気へのコンプレックスから弱みを見せまいと心理的な距離を取り続けたアドリアン。 自分を受け入れるというのはある意味とても苦しく、だからこそそれが出来る相手と出会えた事は、まさしく幸福なのでしょう。 | ||||
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幼少時に父を亡くし、思春期に患った病がもとで心臓の悪いアドリアンは母親のリサに呪いをかけられてる。 自分の性的嗜好を拒否して隠し続けたジェイクは、自分自身に呪いをかけている。 呪いのお陰でいろいろと屈折して生きてきたふたりが付き合っても、そりゃ一筋縄では生きませんよな。 ふたりが出会って3年とか4年とかかけてお互いに反発しあったり傷つけあったりして、一時期は立ち直ることもできないかと思われたのに。 いつしか傷は癒えて、さらに強くなって立ち上がるんですよ。 ミステリだから事件に遭遇してそれを解決するのですが、本当の物語は呪いをかけられた魂たちの再生までの道のりです。 ずっとクソクソジェイクめ!と思いながら読んでたのに、最後には徳光和○ばりにハンケチで目尻を拭ってしまいましたわ。 ジェイクは「おまえを永遠に離さないぜベイビー」などと誓うスーパー攻め様なんかじゃないし、アドリアンも素直で可愛い受けちゃんではありません。 しかしもうそれがリアルというか…切実な思いが行間から伝わってきます。 紆余曲折経たふたりには一生幸せに過ごす祝いをかけてやるわ!!!!! 追記 このふたり、この先大丈夫かなあとイマイチ不安なカップルでしたが、未翻訳ながら幸せなその後を描いた続編が出てますね。 ああ良かった。 ぜひともモノクローム・ロマンス文庫で翻訳小説を出して頂きたいものです。 そしてジョシュ・ラニヨン氏のサイトをチェックして初めて知った衝撃の事実。 作者は女性……Σ੧(❛□❛✿) 女性作家に比べて男性作家はエロがむつこくないねー(当社比)と思ってたのに、作者は女性…マジか… | ||||
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色々とイチャモンを付けたい部分はある、多々ある。おいおい、何でだ!?と、呆れたため息が漏れたシーンもあった。それでも最後まで飽きずに読めたし、アドリアンの思わせ振りなくせに面倒臭く皮肉屋なキャラにめシリーズで一番うんざりせずに済んだ。終わってくれて嬉しい! | ||||
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最高にクールでした…1巻から5巻まで一気読み。4.5巻のあたりは寝るのさえ惜しく徹夜で読みました。 現在2週目を終え3週目に入ってます…終わらないアドリアンイングリッシュループ。 海外作家さんの本自体初めてなので不安でしたが翻訳が素晴らしいのかそれほど違和感もなく。かといって 堅苦しいかといえばそうではありません。 巻末の訳者解説でもあったように、本当にジェイクの物語でもあった。につきます。 1巻から読み返すとアドリアンと出会ったときにはすでにポールと関係していたんだな…とか、1巻でホラー映画の列に並んでいたときにいた 隣の女はケイトなのかな…とか、ジェイクが何を考え何を思っていたか考えずにはいられません。 アドリアン視点の物語ですから一度ジェイク視点を推測しながら読んでみるのも一興かと思います。 一つだけ言わせてもらうなら…最後、最後です。 Amazonのレビューがすべてよかった!!!という感じのレビューだったので私は物語が大円団で終わるものと信じて疑わなかったのですが 最後にしてやられました。二人の関係だけに焦点をしぼればもちろんハッピーエンドなのですが、 最後…読み終わって思わず私が「ジーザズ!」と叫びました。もちろんクライストと応じてくれる素敵な相手はいませんが。 え、ちょ、これジェイク撃ってるよね?!あの状況で正当防衛が成立するのか?!目撃者がアドリアン一人だけの状況で?!二人の未来はどうなるの?! とまぁこんな混乱ぶりです。読み終わって直後から散々苦悩しましたが、唯一の救いはこれを進めてくれた友人が 初回購入特典のSSペーパーについて教えてくれたことでした。(どこの書店の特典なのかはしりませんが…) 私はkindleで購入しているのでもちろんその特典はついていません。ただその特典のSSだと彼らは無事ロンドンでのクリスマスを過ごし バカ高い高級ホテルのベッドでいちゃつきながら例の羽と目隠しプレイに興じていました。その幸せそうな話を読んで、 とりあえずは納得したのですが、最後…なんかなかったんかい。とは思わずにいられない。 今後訳者解説にもあったホームズ&モリアーティシリーズも翻訳されることを願っています。 | ||||
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とうとう終わったか・・・!アドリアンと過去におびえる女性、ジンクスとの 会話がとても印象的だった。「あなたにわかるの?!恐怖が。 音もなく寄せてきて足を絡めとり、暗闇に自分を引きずり込むかも しれない流れの恐怖が。ひとときの安らぎのために魂を売り渡しても いいと思うほどの恐怖にさいなまれ続けるということが?!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 思わずkindleで”Merry Christmas,Darling"を購入しちゃったよ。 クリスマスのショートストーリー集(レシピつき)ですが、番外編ばかりで 楽しめた。なんだ、結局リサに押し切られて二人ともロンドン行ったのね。 母、最強。「雪の天使」や「フェア・ゲーム」のカップル等も出てきて楽しいです。 | ||||
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いやぁ、おもしろかった! 全五巻、分厚いぞ! でも本当にオススメですよ! ミステリー、謎解きが好きなら是非どうぞ! 主人公(受、書店経営者)のユーモアあり、かつシニカルな言い回しがクスッと面白いです。 ゲイであることをひた隠しにしてる攻の刑事が、出逢った瞬間からどうしようもなく受に惹かれてしまい、好きで好きで仕様がない…でも保身のために別れを告げて女性と結婚しちゃう下りなんて、読んでいて切なくて泣いちゃいます… (でも安心して下さい、ハッピーエンドですよ!) じれったい恋愛と探偵ものがお好きなら、ぜひご一読あれ! | ||||
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ホンットに面白かった!満足の行く、達成感のある最終巻でした。前作の終わり方から今回は甘々でスタートするかと思ったらそこはさすがのアドリアン。葛藤が見事に描かれています。掘り下げ掘り下げ、よりリアリティに。超大作で文庫本二冊分のボリュームで読み応えありです。 家族団欒とミステリー同好会の下りは今回減らされて、謎解きもあるけれどそこはどちらかというと二人の心理を描くために用意されたストーリーでアドリアンの心情がよくわかります。切なく辛くでも欲する気持ちが痛いほどわかるし、シンクロしました。日本の小説はホモセクシャルが日常のように、物語はティーンズラブ小説のように描かれますが、ゲイである葛藤と罪悪感、偏見などが二人の目を通し読者に訴えます。シリーズが完結してしまうのが残念でなりません。もっともっと読みたいと思いました。 | ||||
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5巻まで続いてもまったく飽きさせない(むしろどこまでも続けて欲しい)内容。まさに良質のミステリー小説であり極上のロマンス小説。海外作家さんだからか日本のBLとは違う骨太感。でもアドリアンのユーモアのお蔭(笑)でぐいぐい、サクサク進みます。何度も読み直したくなる素晴らしい場面やセリフが山ほど!特にジェイクの“乞う”ところは切なくて愛おしい。この苦しんだ二人がこの後はどこまでも幸福でありますように。 | ||||
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アドリアンとジェイク、お互いに想う気持ちに泣けて泣けて仕方がありませんでした。二人と今回の事件はいくつもの分岐点があり、どう選択したか対照的で人生とはこうなんだろうなと。暗流の中、抗い続けながら安息の地を見つけた彼らの未来に幸せを祈らずにはいられません。もっと読みたいです。。 | ||||
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アドリアンとジェイク、いろいろ遠回りしましたが、お互いの存在のかけがえのなさに気づいて、本当に良かったと思います。でも、これで完結だなんて寂しいです…(ToT) | ||||
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