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私書箱9号



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【この小説が収録されている参考書籍】
私書箱9号
私書箱9号 (ミステリアス・プレス文庫)

私書箱9号の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

禍々しさに圧倒される都市型サイコ・スリラー

ある架空都市に新種のドラッグが出回り不穏な雰囲気に包まれるが・・・というお話。

兎に角作品全体を覆う不安な不穏感が群を抜いており、その禍々しさに圧倒されます。物語全体が主人公で人間関係やドラッグを巡る粗筋が脇筋に思えてしまうほど。そしてそういう嫌悪感に満ちた話なのにリーダビリティーに溢れ、流石に読後に爽快感があるとは言えませんが、最後まで一気に持って行かれてしまいました。架空都市が主役のサイコ・スリラーか或は個人的感想ですが、サイバーパンク系の作家がSFのレトリックを用いずに小説を書いたらこうなるのではと思いました。

最近、翻訳が途絶えて残念ですが、機会があったらもっと紹介してほしい人です。
私書箱9号 (ミステリアス・プレス文庫)Amazon書評・レビュー:私書箱9号 (ミステリアス・プレス文庫)より
4151000828

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