真昼の翳

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評判

真昼の翳の評価:

3.67/5点 レビュー 3件。 D ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

アンブラー自身のパロディ?

アーサー・アブデル・シンプソンは、イギリス・エジプト混血のしがない小悪党。アテネでいかがわしい観光ガイドをしている。ハーパーなる客をカモにしようとするが、どっこい相手が悪かった。逆に弱みを握られ、ある仕事をするよう脅迫される。アテネからイスタンブールまで高級車を回送するという、一見単純な仕事なのだが…。
国家や組織の後ろ盾がない個人が、国際的な陰謀に巻き込まれるのは、アンブラーお得意のパターン…なのだが、本書はかなり雰囲気が違う。地味だがスリリングなスパイ小説というよりは、むしろ軽妙な犯罪小説のような感じなのだ。あるいは本書は、アンブラー自身のパロディなのかもしれない。だが、何となく中途半端で、どっちつかずの印象を受けた。主人公で語り手のシンプソンの屈折した、翳りのあるキャラクターが好きになれなかったのも、話に乗れなかった一因だろう。
真昼の翳 (ハヤカワ・ミステリ文庫 15-2) Amazon書評・レビュー: 真昼の翳 (ハヤカワ・ミステリ文庫 15-2)より
4150709025
No.1
(3pt)

アンブラー自身のパロディ?

アーサー・アブデル・シンプソンは、イギリス・エジプト混血のしがない小悪党。アテネでいかがわしい観光ガイドをしている。ハーパーなる客をカモにしようとするが、どっこい相手が悪かった。逆に弱みを握られ、ある仕事をするよう脅迫される。アテネからイスタンブールまで高級車を回送するという、一見単純な仕事なのだが…。
国家や組織の後ろ盾がない個人が、国際的な陰謀に巻き込まれるのは、アンブラーお得意のパターン…なのだが、本書はかなり雰囲気が違う。地味だがスリリングなスパイ小説というよりは、むしろ軽妙な犯罪小説のような感じなのだ。あるいは本書は、アンブラー自身のパロディなのかもしれない。だが、何となく中途半端で、どっちつかずの印象を受けた。主人公で語り手のシンプソンの屈折した、翳りのあるキャラクターが好きになれなかったのも、話に乗れなかった一因だろう。
真昼の翳 (1963年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 真昼の翳 (1963年) (世界ミステリシリーズ)より
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