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チャーリー退場



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【この小説が収録されている参考書籍】
チャーリー退場 (創元推理文庫)

チャーリー退場の評価: 3.40/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

舞台ミステリとしては上々

1959年に堀田善衛訳で東京創元社から出版されたものの、鈴木恵による改訳版。鈴木氏は舞台監督の経験もあるとかで、正確な舞台用語でしっかりと訳されている。舞台や芝居を題材としたミステリは数多いが、本書はその中でも上々の出来だと思う。舞台であるということが、ストーリーにもトリックにも緊密に組み込まれていて、感心させられる。著者のアトキンソンは役者出身で、戯曲も何本かものにしているらしい。しかしミステリはこれ一作だけ。よほど温めていたアイディアなのか、それとも実際に舞台で経験した事件をもとにしているのか。 本書の欠点は、上演されている芝居のディテールがほとんど取り上げられていない点である。登場人物たちの演じている戯曲がどんなものか、わからないのである。その点で舞台ミステリとしての魅力が殺がれてしまっているように感じた。
チャーリー退場 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:チャーリー退場 (創元推理文庫)より
4488265049

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