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チャーリー退場
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チャーリー退場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1959年に堀田善衛訳で東京創元社から出版されたものの、鈴木恵による改訳版。鈴木氏は舞台監督の経験もあるとかで、正確な舞台用語でしっかりと訳されている。舞台や芝居を題材としたミステリは数多いが、本書はその中でも上々の出来だと思う。舞台であるということが、ストーリーにもトリックにも緊密に組み込まれていて、感心させられる。著者のアトキンソンは役者出身で、戯曲も何本かものにしているらしい。しかしミステリはこれ一作だけ。よほど温めていたアイディアなのか、それとも実際に舞台で経験した事件をもとにしているのか。 本書の欠点は、上演されている芝居のディテールがほとんど取り上げられていない点である。登場人物たちの演じている戯曲がどんなものか、わからないのである。その点で舞台ミステリとしての魅力が殺がれてしまっているように感じた。 | ||||
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