名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者～犯人は誰だ!?～

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております！！

【この小説が収録されている参考書籍】

名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者～犯人は誰だ!?～ (角川スニーカー文庫)

名探偵×不良×リア充×痴女×決闘者～犯人は誰だ!?～の評価: 4.00/5点レビュー 4件。 -ランク

書評･レビュー点数毎のグラフです

平均点4.00pt

絞込み：

■スポンサードリンク

Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です

※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1～2　1/1ページ

ハーレムラノベと割り切って読むと良いと思う

主人公は少し廃れた感のある難聴系。名探偵~決闘者の5つの役割を偽装部の面々が演じつつ、脅迫者を探し出す為に行動していくというお話。
　話自体は偽装部の日常に焦点を当てサクサク進んでいく為読みやすい。
　ただ、カモフララブコメと言う謳い文句でありながら、偽装部内ではお互いが協力し合う関係性の為偽装の必要が無いと言う設定に疑問。
　前述の通り内容は偽装部の面々の日常が大半を占める為、偽装の辛さや苦労などの描写が不足していると感じた。
　その為、最終的に犯人と対峙し解決に至った段階でも説得力が無く、本編に無い内容をこちらがなんとなく汲み取って無理やり納得するしかないのはどうなのだろうと思う。犯人も登場人物が少なすぎる為なんとなくわかってしまうし、話のオチには多少の伏線はあるが、正直な所感情移入が出来るような話ではない為、驚きやカタルシスなどは無かった。
　レビュータイトルの通り、まったり系部活の日常に少し中二病要素を入れたハーレムラノベとして読むのを進める。