手紙

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全628件 321〜340 17/32ページ
No.308
(4pt)

救い

無知ということの怖さです、剛志が、もっと世の中を知っていたら計画することを学んでいたら、
こんな人生にならなかったでしょうね。毎月・毎月 手紙を書く剛志。
その手紙が 直喜の人生を変えて行きます。
でも、直喜は幸せです、寺尾が居て音楽に出会えて、由美子に出会えて・・
寺尾や由美子に巡り会えない人が沢山います。

東野さんの本には、救いがあります。
毎月・毎月手紙を書き続けた剛志の償いの心が・・としてくれるのでしょう。
犯罪と償い、加害者の家族と被害者の家族、世間の目は厳しいですね。
社長が効いています。
直喜が歌う「イマジン」を聴いてみたいです。。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.307
(5pt)

今更なので、内容の他に手法として

まずは物語としての感想ではなく手法として、東野圭吾の緻密な計算には空恐
ろしくなってしまった。私は、東野圭吾の著書はこの『手紙』が初めてなんだ
けれども、第一章の一節からして「あ、狙ってる」と感じる部分が多かった。
当然プロットの配し方もそうであるし、各章、各節自体、それに些細な描写に
ついても狙いを感じた。これは、たぶん私だけではないと思う。

ただ、読んでいくうちにその「狙い感」がどんどん薄くなったのには驚いた。
ひょっとしたら、読者を「こう揺さぶってやろう」「こう感動させてやろう」
というたぐいの「狙い」じゃないからかも知れない。自分自身もそうだが、読
者という生き物は読み違え、捉え違え、勝手に想像するものだ。それを同じ答
えへと辿り着くための手引き。その積み上げ方が、真摯に伝えたい事に一貫し
ていた。だから、狙い感は薄れ、強引さもなく多くの人が似た結論へ導かれた
のかもしれない。

物語的な感想は、おそらく上の手法が成功しているからだろう、多くのレビュ
ア達と違わなかった。普通、と言っては何だけれども、巷で流行っているマン
ガよろしく「差別」=「悪」やら「差別」→「苦悩」と言う図式は簡単に描け
ると思う。その逆に「差別」=「必要悪」を描くのもまたそれほど難しくない
はずだ。根拠としては、世間的な認知度を勘案してだけども――。

それら全てをひっくるめて一人一人の精神性として道を示そうとしている。

差別の功罪というと語弊があるが、人のサガ、生きる上での清濁、それらを含
めて、差別との対決や受け入れ、それでもなお、どう繋がって行くか答えを導
く。ある分野では考え尽くされた事だけれども、それをテーマに多く人に同じ
ように伝えきってしまう所が凄いし、物語としての感動も大きかった。

素晴らしい。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.306
(5pt)

今更なので、内容の他に手法として

まずは物語としての感想ではなく手法として、東野圭吾の緻密な計算には空恐
ろしくなってしまった。私は、東野圭吾の著書はこの『手紙』が初めてなんだ
けれども、第一章の一節からして「あ、狙ってる」と感じる部分が多かった。
当然プロットの配し方もそうであるし、各章、各節自体、それに些細な描写に
ついても狙いを感じた。これは、たぶん私だけではないと思う。

ただ、読んでいくうちにその「狙い感」がどんどん薄くなったのには驚いた。
ひょっとしたら、読者を「こう揺さぶってやろう」「こう感動させてやろう」
というたぐいの「狙い」じゃないからかも知れない。自分自身もそうだが、読
者という生き物は読み違え、捉え違え、勝手に想像するものだ。それを同じ答
えへと辿り着くための手引き。その積み上げ方が、真摯に伝えたい事に一貫し
ていた。だから、狙い感は薄れ、強引さもなく多くの人が似た結論へ導かれた
のかもしれない。

物語的な感想は、おそらく上の手法が成功しているからだろう、多くのレビュ
ア達と違わなかった。普通、と言っては何だけれども、巷で流行っているマン
ガよろしく「差別」=「悪」やら「差別」→「苦悩」と言う図式は簡単に描け
ると思う。その逆に「差別」=「必要悪」を描くのもまたそれほど難しくない
はずだ。根拠としては、世間的な認知度を勘案してだけども――。

それら全てをひっくるめて一人一人の精神性として道を示そうとしている。

差別の功罪というと語弊があるが、人のサガ、生きる上での清濁、それらを含
めて、差別との対決や受け入れ、それでもなお、どう繋がって行くか答えを導
く。ある分野では考え尽くされた事だけれども、それをテーマに多く人に同じ
ように伝えきってしまう所が凄いし、物語としての感動も大きかった。

素晴らしい。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.305
(5pt)

魔が差す

弟の大学費用を調達する為に強盗を決意する兄。が、誤って人を殺めてしまう。殺人犯の弟というレッテルを貼られた人間は、とてつもなく厳しい世間の風にあってしまう。暗く、悲しい物語。

前にテレビで刑務所の特集をしていた。その時にある受刑者がこの小説を読んでいた。
あの人はきっと肌が粟立つような感覚を覚えたことだろう。
罪を犯すデメリットは、自分の想像を絶するものだと弁えておかなければいけない。

誰にでも、この小説の兄のように凶悪な犯意がなくとも、「魔が差す」場合があるのかもしれない。
そして、いつ「加害者」「被害者」になってしまうのか分からないのだ。
未然に防ぐためには何をすべきなのか。差別を無くすためにはなにをすべきなのか。
学校の教科書に載せて欲しい一作。


手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.304
(5pt)

魔が差す

弟の大学費用を調達する為に強盗を決意する兄。が、誤って人を殺めてしまう。殺人犯の弟というレッテルを貼られた人間は、とてつもなく厳しい世間の風にあってしまう。暗く、悲しい物語。

前にテレビで刑務所の特集をしていた。その時にある受刑者がこの小説を読んでいた。
あの人はきっと肌が粟立つような感覚を覚えたことだろう。
罪を犯すデメリットは、自分の想像を絶するものだと弁えておかなければいけない。

誰にでも、この小説の兄のように凶悪な犯意がなくとも、「魔が差す」場合があるのかもしれない。
そして、いつ「加害者」「被害者」になってしまうのか分からないのだ。
未然に防ぐためには何をすべきなのか。差別を無くすためにはなにをすべきなのか。
学校の教科書に載せて欲しい一作。


手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.303
(4pt)

差別について

ごくごく身近でも起こってしまう可能性が十分にある、差別についての物語。

家族に犯罪者がいるということで幾度もの苦悩に悩まされる主人公の心情がわかり、考えさせられた。

ただ、所々無理やり感があったり、もう少し詳細に記述して欲しかった部分もあり、
少し不満もある。

しかし、それを差し引いてみても、タイトルの「手紙」にまつわる物語として、
十分に楽しめた作品であった。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.302
(4pt)

差別について

ごくごく身近でも起こってしまう可能性が十分にある、差別についての物語。

家族に犯罪者がいるということで幾度もの苦悩に悩まされる主人公の心情がわかり、考えさせられた。

ただ、所々無理やり感があったり、もう少し詳細に記述して欲しかった部分もあり、
少し不満もある。

しかし、それを差し引いてみても、タイトルの「手紙」にまつわる物語として、
十分に楽しめた作品であった。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.301
(4pt)

正直と甘えの境目

小学校の道徳では「正直であれ」、「皆に公平であれ」と教えられたと思いますが、大人になったらそれが正しい場合ばかりではない、正直でなかったり、差別したりする「他人」を恨まず、自分なりの道を探さねばならない・・・「叩けよさらば開かれん」はまだまだ甘いという事を気づかせてくれる一冊です。、
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.300
(4pt)

正直と甘えの境目

小学校の道徳では「正直であれ」、「皆に公平であれ」と教えられたと思いますが、大人になったらそれが正しい場合ばかりではない、正直でなかったり、差別したりする「他人」を恨まず、自分なりの道を探さねばならない・・・「叩けよさらば開かれん」はまだまだ甘いという事を気づかせてくれる一冊です。、
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.299
(5pt)

繋がりと影響。

著者の本初購入。

極めて現実と地続きの問題である、加害者家族の『差別』という事柄を暗喩的、隠喩的にではなく正面から描かいている。

物語としても優秀で、ただの問題提起本に成り下がっていない。

井上夢人さんによる解説も必見。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.298
(5pt)

繋がりと影響。

著者の本初購入。

極めて現実と地続きの問題である、加害者家族の『差別』という事柄を暗喩的、隠喩的にではなく正面から描かいている。

物語としても優秀で、ただの問題提起本に成り下がっていない。

井上夢人さんによる解説も必見。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.297
(4pt)

剛志をひたすら憎んでしまう作品

剛志が殺人を犯し逮捕されるまでのところは剛志視点で物語が進行していきます。
この時点では「殺人はいけないけど、こんな深刻な理由があるのなら
むしろ剛志自身も被害者なのではないか」という剛志に対する同情心が芽生えました。

しかし直貴視点になった途端、剛志に対する憎しみとも呼べる感情が沸々とわき上がっていくのです。
自分の感情の変化を感じながら「私ってころころ気持ちが変わるなぁ」と感じるとともに
ここまで人の気持ちを操っていく東野圭吾さんに脱帽しました。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.296
(4pt)

剛志をひたすら憎んでしまう作品

剛志が殺人を犯し逮捕されるまでのところは剛志視点で物語が進行していきます。
この時点では「殺人はいけないけど、こんな深刻な理由があるのなら
むしろ剛志自身も被害者なのではないか」という剛志に対する同情心が芽生えました。

しかし直貴視点になった途端、剛志に対する憎しみとも呼べる感情が沸々とわき上がっていくのです。
自分の感情の変化を感じながら「私ってころころ気持ちが変わるなぁ」と感じるとともに
ここまで人の気持ちを操っていく東野圭吾さんに脱帽しました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.295
(4pt)

剛志をひたすら憎んでしまう作品

剛志が殺人を犯し逮捕されるまでのところは剛志視点で物語が進行していきます。
この時点では「殺人はいけないけど、こんな深刻な理由があるのなら
むしろ剛志自身も被害者なのではないか」という剛志に対する同情心が芽生えました。

しかし直貴視点になった途端、剛志に対する憎しみとも呼べる感情が沸々とわき上がっていくのです。
自分の感情の変化を感じながら「私ってころころ気持ちが変わるなぁ」と感じるとともに
ここまで人の気持ちを操っていく東野圭吾さんに脱帽しました。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.294
(5pt)

いろいろと考えさせられる1冊

弟を大学に入れたいと思う気持ちから殺人を起こしてしまった兄と、殺人者の弟として大学はおろか社会から徹底的に
差別を受ける弟。
すごく、重い話です。しかし、実際にあるであろう現実を想像させる本です。
この「手紙」というタイトルの重さは、最後まで読んで初めてずっしりと心にきました。
本当に大切な人がいて、何か思いつめている人にぜひ読んでほしい1冊です。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.293
(4pt)

剛志をひたすら憎んでしまう作品

剛志が殺人を犯し逮捕されるまでのところは剛志視点で物語が進行していきます。
この時点では「殺人はいけないけど、こんな深刻な理由があるのなら
むしろ剛志自身も被害者なのではないか」という剛志に対する同情心が芽生えました。

しかし直貴視点になった途端、剛志に対する憎しみとも呼べる感情が沸々とわき上がっていくのです。
自分の感情の変化を感じながら「私ってころころ気持ちが変わるなぁ」と感じるとともに
ここまで人の気持ちを操っていく東野圭吾さんに脱帽しました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.292
(5pt)

いろいろと考えさせられる1冊

弟を大学に入れたいと思う気持ちから殺人を起こしてしまった兄と、殺人者の弟として大学はおろか社会から徹底的に
差別を受ける弟。
すごく、重い話です。しかし、実際にあるであろう現実を想像させる本です。
この「手紙」というタイトルの重さは、最後まで読んで初めてずっしりと心にきました。
本当に大切な人がいて、何か思いつめている人にぜひ読んでほしい1冊です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.291
(5pt)

殺人後。

殺人を犯してはいけない理由の一つは、家族に迷惑がかかるから、だと思う。
実際はわからないが、家族に犯罪者がいることが、恋愛や結婚、夢、就職に影響することがよくわかる。
これにマスコミからの奇異の目が加わるわけで。
差別はなくならないこと、縁を切るしかないと結論付けた主人公は、変に奇麗な終わり方ではなく
納得できるものであったことは良かったと思う。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.290
(5pt)

殺人後。

殺人を犯してはいけない理由の一つは、家族に迷惑がかかるから、だと思う。
実際はわからないが、家族に犯罪者がいることが、恋愛や結婚、夢、就職に影響することがよくわかる。
これにマスコミからの奇異の目が加わるわけで。
差別はなくならないこと、縁を切るしかないと結論付けた主人公は、変に奇麗な終わり方ではなく
納得できるものであったことは良かったと思う。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.289
(4pt)

感動の作品

東野圭吾さんの作品としては少ない感動の一冊です。殺人者の兄を持つ弟の苦悩が書かれていますが、それを支える嫁が泣かせます。東野圭吾さんの作品としてはとても珍しく感動するものです。電車の中で思わず泣いてしまいました。お勧めです。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674