手紙

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手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全628件 241〜260 13/32ページ
No.388
(5pt)

ラスト秀逸です。

東野さんの時生をよんで映画にもなった手紙をよみました。誰も守ってくれないという映画も被害者家族を扱っていましたが裁判所学校側の対応の場面に相当ビックリでした。他人事ではないことに怖さもありますし、誰におきてもおかしくない描写がつづきますがやはり第三者としてみている自分がいることは恥ずかしい限りです。自分にも自分のまわりにも絶対おきることだと考えなければならないとおもいました。差別をしない人でありたいです。ラストで静かに涙がながれました。秀作です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.387
(4pt)

犯罪者としての重さ

自分はどこかで、家族が犯罪を犯してムショに入っても
自分さえしっかりしていれば、何ら変わらない人生が送れる。

そう思っていました。正直甘かった。

この本を見て、悲しみの絶望に生きる弟の苦悩や、弟は頑張っている、大学にも行った。という自分の罪状がそれほど弟を苦しめているのかピンと来ていない兄との温度差が繊細に描かれています。

最後は弟の決断が下されるわけですが…

これを読んで絶対に犯罪は犯したくないという気分になりました。

少し、日本がこういうドラマを好む理由が分かった気もします。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.386
(4pt)

犯罪者としての重さ

自分はどこかで、家族が犯罪を犯してムショに入っても
自分さえしっかりしていれば、何ら変わらない人生が送れる。

そう思っていました。正直甘かった。

この本を見て、悲しみの絶望に生きる弟の苦悩や、弟は頑張っている、大学にも行った。という自分の罪状がそれほど弟を苦しめているのかピンと来ていない兄との温度差が繊細に描かれています。

最後は弟の決断が下されるわけですが…

これを読んで絶対に犯罪は犯したくないという気分になりました。

少し、日本がこういうドラマを好む理由が分かった気もします。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.385
(5pt)

罪を犯すということ

罪を犯すということはどういうことなのか。犯罪者家族の苦悩を掘り下げた本書は、今までとは別の視点で罪を犯すことの意味を深く考えさせられる作品でした。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.384
(5pt)

罪を犯すということ

罪を犯すということはどういうことなのか。犯罪者家族の苦悩を掘り下げた本書は、今までとは別の視点で罪を犯すことの意味を深く考えさせられる作品でした。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.383
(5pt)

重いが深い、人間ドラマ

東野圭吾というとミステリー、と思うが、これにはミステリー色はない。むしろ、ベテラン作家の筆が光る、人間ドラマだ。最後のストーリーの展開は、さすがに東野圭吾というべきか。弟の学費を稼ぐために強盗殺人罪という大罪を犯した兄と、その罪ゆえに人生を翻弄される弟。どんなに本人が努力しようと、「強盗殺人犯の弟」というレッテルが執拗に足を引っ張り、弟を苦しる。刑務所の中の兄から毎月届く手紙も忌まわしい過去を思い出させ、そのレッテルを確かめるものでしかなかった。

この物語の中で、特に心に響くのは、社長の言葉だ。「君が今受けている苦難もひっくるめて、君のお兄さんが犯した罪の刑なんだ」「もう少し踏み込んだ言い方をすれば、我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる――すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね」

「諦めることにはもう慣れた」と、直貴は言う。兄の罪のために夢や恋、多くのことを諦めねばならなかった直貴。彼の最後の決断は、何の罪もない妻子のために、罪を犯した兄を諦めることだった。もう、それ以上諦めなくてもいいように・・・。「私たちのこれらの苦しみを知ることも、あなたが受けるべき罰だと思うからです。このことを知らずして、貴方の刑が終わることはないのです」直樹は兄への最後の手紙にそう書く。この背景にあるのは、非情と思われた社長からの言葉に他ならない。

罪と償い。この作品はその普遍のテーマを罪に巻き込まれた何の罪もない一青年の葛藤から描き出している。重い小説ながら、希望の光を与えることを、作者は忘れない。「これで終わりにしよう、何もかも。お互い長かったな」という被害者の言葉に、直貴が兄に向けて歌う「イマジン」。「秘密」、「変身」、「宿命」・・・、東野圭吾はいつも、最後の数ページでこの上ない余韻を作り出す。重いながらも、読んでよかった、と思える、名作だった。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.382
(5pt)

重いが深い、人間ドラマ

東野圭吾というとミステリー、と思うが、これにはミステリー色はない。むしろ、ベテラン作家の筆が光る、人間ドラマだ。最後のストーリーの展開は、さすがに東野圭吾というべきか。弟の学費を稼ぐために強盗殺人罪という大罪を犯した兄と、その罪ゆえに人生を翻弄される弟。どんなに本人が努力しようと、「強盗殺人犯の弟」というレッテルが執拗に足を引っ張り、弟を苦しる。刑務所の中の兄から毎月届く手紙も忌まわしい過去を思い出させ、そのレッテルを確かめるものでしかなかった。

この物語の中で、特に心に響くのは、社長の言葉だ。「君が今受けている苦難もひっくるめて、君のお兄さんが犯した罪の刑なんだ」「もう少し踏み込んだ言い方をすれば、我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる――すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね」

「諦めることにはもう慣れた」と、直貴は言う。兄の罪のために夢や恋、多くのことを諦めねばならなかった直貴。彼の最後の決断は、何の罪もない妻子のために、罪を犯した兄を諦めることだった。もう、それ以上諦めなくてもいいように・・・。「私たちのこれらの苦しみを知ることも、あなたが受けるべき罰だと思うからです。このことを知らずして、貴方の刑が終わることはないのです」直樹は兄への最後の手紙にそう書く。この背景にあるのは、非情と思われた社長からの言葉に他ならない。

罪と償い。この作品はその普遍のテーマを罪に巻き込まれた何の罪もない一青年の葛藤から描き出している。重い小説ながら、希望の光を与えることを、作者は忘れない。「これで終わりにしよう、何もかも。お互い長かったな」という被害者の言葉に、直貴が兄に向けて歌う「イマジン」。「秘密」、「変身」、「宿命」・・・、東野圭吾はいつも、最後の数ページでこの上ない余韻を作り出す。重いながらも、読んでよかった、と思える、名作だった。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.381
(5pt)

それぞれの立場で・・・

自分がそれぞれの立場だったら・・・どうするだろうと考えながら
読んでいます。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.380
(5pt)

それぞれの立場で・・・

自分がそれぞれの立場だったら・・・どうするだろうと考えながら
読んでいます。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.379
(4pt)

イマジン

「イマジン」を歌った直貴に、寺尾は、「ちゃんと想像してみろよ。差別や偏見のない世界をさ」と声を掛けた。
 悪夢から解放され、普通の若者として生きていると信じかけた瞬間だった直貴。
 でも、夢が潰えた時、直貴は、この歌を「悲しい歌だ。希望の光が見えず、闇でもがき苦しむ様子を歌っている」と思う。
 そして、最後に、兄の前で歌おうとした曲も「イマジン」だった。
 ジョン・レノンの「イマジン」が、「手紙」とともに、大切なキーワードになっています。
 涙もろい私でさえ、一粒の涙さえこぼれなかったのですから、宣伝はオーバーだと思いますが、犯罪者と被害者、人間のエゴイズムとか差別や偏見など、多くを「想像」させられる本だと思います。
 

手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.378
(4pt)

イマジン

「イマジン」を歌った直貴に、寺尾は、「ちゃんと想像してみろよ。差別や偏見のない世界をさ」と声を掛けた。
 悪夢から解放され、普通の若者として生きていると信じかけた瞬間だった直貴。
 でも、夢が潰えた時、直貴は、この歌を「悲しい歌だ。希望の光が見えず、闇でもがき苦しむ様子を歌っている」と思う。
 そして、最後に、兄の前で歌おうとした曲も「イマジン」だった。
 ジョン・レノンの「イマジン」が、「手紙」とともに、大切なキーワードになっています。
 涙もろい私でさえ、一粒の涙さえこぼれなかったのですから、宣伝はオーバーだと思いますが、犯罪者と被害者、人間のエゴイズムとか差別や偏見など、多くを「想像」させられる本だと思います。
 

手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.377
(4pt)

数少ないミステリーではないもの

犯罪のトリックや犯人探しをするのではない作品です。
他にも幾つかありますが、これは非常に現実的なものです。

もし犯罪者が、殺人事件を起こした犯罪者が身内にいたら、、
と考えるとこんなになってしまうのか、というお話。
しかし、それはドキュメンタリーのように時を追って話が進みます。
犯罪者から送られてくる手紙がその弟と被害者に届けられますが
最後の最後でその弟がすべてを知り、何年間かの暮らしを
振り返ります。
これからどうするのか、どうなっていくのかを読者は想像させられますが
決してハッピーエンドには想像できない終わり方をしています。
これが非常に現実味を帯びていて、なんとも言えない気持ちにさせられます。
この作品に登場する電気会社の社長さんのような人は
そうそういなさそうだな。でも、このキャラクターがこの作品をいいものに
していると思います。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.376
(4pt)

数少ないミステリーではないもの

犯罪のトリックや犯人探しをするのではない作品です。
他にも幾つかありますが、これは非常に現実的なものです。

もし犯罪者が、殺人事件を起こした犯罪者が身内にいたら、、
と考えるとこんなになってしまうのか、というお話。
しかし、それはドキュメンタリーのように時を追って話が進みます。
犯罪者から送られてくる手紙がその弟と被害者に届けられますが
最後の最後でその弟がすべてを知り、何年間かの暮らしを
振り返ります。
これからどうするのか、どうなっていくのかを読者は想像させられますが
決してハッピーエンドには想像できない終わり方をしています。
これが非常に現実味を帯びていて、なんとも言えない気持ちにさせられます。
この作品に登場する電気会社の社長さんのような人は
そうそういなさそうだな。でも、このキャラクターがこの作品をいいものに
していると思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.375
(5pt)

差別って・・・

進学、就職、結婚・・・と、我々の人生の門出といえるものが、犯罪加害者家族にとっては、
過酷な境遇に出くわす前触れになってしまうということが生々しく描かれていて、心苦しくなった。

日本が豊かになるにつれて、差別という言葉の意味を再認識する機会に会うことが少なくなってきたが、
差別は文化的、地理的にも隔てなく、人が普通に日常生活を送る中で、いつどこにでも転がってくる危険性が
あるということを、本書で学んだ。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.374
(5pt)

差別って・・・

進学、就職、結婚・・・と、我々の人生の門出といえるものが、犯罪加害者家族にとっては、
過酷な境遇に出くわす前触れになってしまうということが生々しく描かれていて、心苦しくなった。

日本が豊かになるにつれて、差別という言葉の意味を再認識する機会に会うことが少なくなってきたが、
差別は文化的、地理的にも隔てなく、人が普通に日常生活を送る中で、いつどこにでも転がってくる危険性が
あるということを、本書で学んだ。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.373
(5pt)

殺人は悪いことだが・・・

殺人、これは決して許されることのない犯罪である。もし自分の身内(兄弟)に殺人を犯したものがいたら、自分はどうするか。それも自分のために殺人を犯したとしたら。それは当事者にならないと分からない。その時の動機、状況、自分が置かれた状況によると思う。
この小説の最後の場面は涙がとまらなかった。この本を読んでいるといつしか自分も本の世界に入り込んでしまう。東野らしいいい作品だ。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.372
(5pt)

殺人は悪いことだが・・・

殺人、これは決して許されることのない犯罪である。もし自分の身内(兄弟)に殺人を犯したものがいたら、自分はどうするか。それも自分のために殺人を犯したとしたら。それは当事者にならないと分からない。その時の動機、状況、自分が置かれた状況によると思う。
この小説の最後の場面は涙がとまらなかった。この本を読んでいるといつしか自分も本の世界に入り込んでしまう。東野らしいいい作品だ。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.371
(5pt)

このような負の意見が多い世の中にこれほどまでにやるせない物語があったのか!

“世の中理不尽”
“絶望”“なんで私だけ”

主人公は、犯罪者の弟と言う事で
自分は罪を犯していないのに、罰を受け続ける人生を虐げられる

それは、仕事・生活・恋人など
さまざまな事を我慢して耐えなければいけず、苦悩の毎日を虐げられていた。

“なぜ?私は悪くないのに罪を背負い、罰を受けないといけないのか”
その答えは、この物語の中にあります。

いろんな意見があると思いますが、この本で人間であることの意味を見つけて欲しいです。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.370
(5pt)

このような負の意見が多い世の中にこれほどまでにやるせない物語があったのか!

“世の中理不尽”
“絶望”“なんで私だけ”

主人公は、犯罪者の弟と言う事で
自分は罪を犯していないのに、罰を受け続ける人生を虐げられる

それは、仕事・生活・恋人など
さまざまな事を我慢して耐えなければいけず、苦悩の毎日を虐げられていた。

“なぜ?私は悪くないのに罪を背負い、罰を受けないといけないのか”
その答えは、この物語の中にあります。

いろんな意見があると思いますが、この本で人間であることの意味を見つけて欲しいです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.369
(4pt)

初東野圭吾

私はマジョリティーだ。
この話の主人公はマイノリティーだ。
しかし犯罪者は毎分毎秒現れている。その親類たるや・・少数では計り知れない・・。
人口の何%かは知らないが、こういう境遇の人はたくさんいるのだろう。おそらく自分が関わってる人の中にも・・。
私は人に迷惑かけないよう生きているつもりだ。しかし、自分がよければ良いという話ではすまされないということを思い知らされた。
良くも悪くも人は一人では生きていけないと言う事を思い知らされた。厳しい現実を思い知らされた。それだけでも読む価値は大いにある。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674