神様刑事 ~警視庁犯罪被害者ケア係・神野現人の横暴~

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神様刑事 ~警視庁犯罪被害者ケア係・神野現人の横暴~の評価:

3.57/5点 レビュー 7件。 D ランク

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平均点3.57pt

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

無かったことに・・・

ネタバレ注意↓

世の中には取り返しのつかないものはたくさんあって、殺人事件なんてその最たるものであるのに、それを無かったことに出来る神野(と副総監)の設定は物凄い荒業だと思う。でもそれが筋立てとしてあまり破綻していないところが凄いな、と思う。
ただ、読者の中では、決して無かったことにはなっていないので、その辺りの気持ちの折り合いのつけ方が少し難しいと感じた(もちろん、被害者が生き返るのは嬉しいことではあるけれど、事件を追っている最中の、皇子の気持ちに代表される、やりきれない悲しみとか悔しさとかが、犯人が分かって、被害者が生き返って、それでめでたしめでたしになるのか・・・?と少し割り切れない気持になる)。

神野はいわば、誰からも認識も評価もされないヒーローなのだけれど、それを厭うような悲壮感はなく、むしろ、自分は神なのだから下等な人間たちとは違うのだとうそぶいている。神野の人柄のもっと奥の方まではまだ入り込めてはいないので、何とも言えないのだけれど、彼の言動だけを見ると、あまり好きになれそうな人物ではない。そのあたりの書き方は、彼を安っぽい悲壮なヒーローにしないためには、とても上手い書き方だとは思うけれど、そのために不快感を覚える人はいるかもしれない。

神野がいかにしてそんな力を持つようになったのか、彼の親子関係とか、もっと人柄の深いところを知りたいとも思うけれど、今のところ読後感としては、しんどい思いをした気持ちの方が勝っているので、すぐに続きを読む気にはあまりなれないかな…
神様刑事 ~警視庁犯罪被害者ケア係・神野現人の横暴~ (TO文庫) Amazon書評・レビュー: 神様刑事 ~警視庁犯罪被害者ケア係・神野現人の横暴~ (TO文庫)より
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