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新・魔獣狩り 完結編 倭王の城
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新・魔獣狩り 完結編 倭王の城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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期待通りのラストではありませんでしたが、長い間にわたって楽しませてもらいました。 いつも新刊が出るときには前巻の内容を忘れてしまっており、 もう気持ちも途切れ途切れだったので、期待はずれというより、 とにかく完結してよかったというのが正直なところです。 次は3冊ぐらいだとうれしいです。 | ||||
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表題通り。 ほとんど詐欺のような終わり方。作者は反省してほしい。 | ||||
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夢枕獏はかつて半村良の「妖星伝」完結編を「死ぬ三日前に読め」と言った。 本作を読み終え、「お前が言うなよ」という思いしかない。 魔獣狩り、結果的に最初の三冊以降は時間の無駄だったので「死ぬまで読むな」と言いたい。 | ||||
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一回読めばいい作品だね。いまいちだね。 何か、ページを増やすために繰り返しがとても多い。 やっぱり、ダイビングがないとだめだね。 | ||||
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◆私自身の話 私は1966年生まれで、同級生の母親が町立図書館の司書だったこともあり、幼い頃から図書館によく通っていた。記憶に残っているなかで私が最初に読んだ小説は、福島正実の「おしいれタイムマシン」(1977)である。 で、翌1978年、スターウォーズが公開され、そして私は正真正銘のSFファンになった。 私の生まれ育った田舎町(当時で人口は1万人を下回っていた)の町立図書館には、ハヤカワSF文庫の8割2000冊くらいとと、創元SF文庫の5割1000冊くらい、が所蔵されていた。小さな町の図書館の書架2本分(といっても文庫本で書架2本ですよ)が、まるまるSF小説だったのだ。この理由は、SF小説好きの町民が、自分が買った早川と創元のSF文庫小説を、片っ端から寄贈してくれていたから(寄贈ペースは、どう考えても読むスピードより速かった)。こういう環境だったから、SF好きになるのも当たり前なのかも知れない。 私は図書館に通い、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズや金星シリーズ、ターザンシリーズや地底世界ペルシダーシリーズを皮切りに、EEスミスのレンズマンシリーズ、エドモンド・ハミルトンのキャプテンフューチャーなどを次々と読み(注:シリーズ全部を読んだわけではありません)、 そして必然的に星新一、筒井康隆、半村良、平井和正、新井素子、眉村卓、光瀬龍、豊田有恒、安部公房(注:「第四間氷期」とか「砂の女」とか「箱男」はSF界で絶賛されていたんだよ)、荒巻義雄、田中光二、広瀬正、鏡明、川又千秋、横田順弥、堀晃、山田正紀、石原藤夫、野田昌宏、高千穂遙、矢野徹、神林長平、岬兄悟、火浦功、水見稜、谷甲州、ロバート・A・ハインライン、JGバラード、アシモフ、スタニスワフ・レム、ACクラーク、クリフォード・D・シマック、PKディック、ジェイムズ・ブリッシュ、フレデリック・ポール、ポール・アンダースン、ヴォネガットJr、フレドリック・ブラウン、トマス・M・ディッシュ、コードウェイナー・スミスなどを読み耽っていった。(注:小松左京や大原まり子は嫌いだった)(更に注:上記リストには漏れアリ。もっといろんなSF作品を読んでいます) そしてこれまた必然的に、「SFマガジン」と「SFアドベンチャー」を毎月購読、たまに「SF宝石」、稀に「奇想天外」、お金があれば「スターログ日本版」、SFなので星にも興味が出てきて「天文ガイド」を買っていた。(注:私は中学生まで決まった小遣いがなく、「あれ欲しい」と母親に申告し、OKだったらお金が貰える家庭だった。本代と映画代は、なぜかほとんど満額OKだった。今考えたら素晴らしい両親だったと心底思う) 半村良の“元祖国産伝奇小説”「石の血脈」や「嘘部」シリーズ、平井和正の「ウルフガイ」シリーズ、新井素子の「グリーンレクイエム」と「星へ行く船」シリーズ、鏡明の全著作、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」、シマックの「都市」、山田正紀の「最期の敵」、神林長平の「あなたの魂に安らぎあれ」、川又千明の「幻詩狩り」などがお気に入りである。 ◆夢枕獏との出会い で、夢枕獏。 夢枕獏の作家デビューは1977年。でもこの頃の夢枕獏は売れない作家で、1981年にフタバノベルズから出版された「幻獣変化」がSF雑誌で高評価だったので、取り寄せて読んだ。そしたら面白かった。でも売れていなかった。 1982年に、ソノラマ文庫からキマイラシリーズ第1巻「幻獣少年キマイラ」を出したあたりから少しずつ売れ始め、1984年ノンノベルから出たサイコダイバーシリーズの最初の物語「魔獣狩り」、そしてトクマノベルスから出た「闇狩り師」で人気作家となっていったのである。 翌1985年には、フタバノベルスから「餓狼伝」シリーズ、カッパノベルスから「獅子の門」シリーズ、1986年には講談社ノベルスから「黄金宮」第1巻、カドカワノベルスから「大帝の剣」第1巻、1988年には文春文庫から「陰陽師」シリーズが出て、この頃にはベストセラー作家になっていったのである。 こういう言い方はアレなんだけど、要するに私は夢枕獏が売れる前からファンだったのです。 ◆サイコダイバーシリーズ 夢枕獏が人気作家になったきっかけのひとつであるサイコダイバーシリーズ。 サイコダイバーという「人の精神にダイブ」できる特殊能力を持った人物を主人公に据え、中身はSF伝奇エログロバイオレンス小説であり、話ごとに主人公が変わる連作シリーズである。 シリーズ12巻までは普通の連作小説であったが、1992年7月に出版された13巻目から「新・魔獣狩り」シリーズが始まった。1992年とは、携帯電話もインターネットも普及していなかった頃である。 1984年に世界観が作られたサイコダイバーシリーズ。 1992年から始まった「新・魔獣狩り」の話。 それまでに登場してきた全てのサイコダイバー主人公を総出演させ、次から次へと強く不気味な連中が出てくる展開。 しかしです。 18年前に始まった「新・魔獣狩り」シリーズは、世の中が大きく動いているのに、話の中の世界観は古くさいままなのです。しかも、巻を重ねるごとに、ただグロいだけの展開になっていく。 ◆で、本作の感想 有り体に言えば、ちっとも面白くないのである。 あれだけ引っ張ってきた登場人物同志の因縁が、なぜこうも簡単に決着するの? こんなで良いの? 風呂敷広げすぎて畳めなくなったから、慌てて全部強引にまとめちゃった、としか思えないんですけど。 もうちょっと何とかできなかったの? 18年も引っ張っといてコレかい。 ワクワクもしなけりゃハラハラもしないし、ドキドキもしない。 ◆というわけで。 獏ちゃん、さようなら。 もうたぶん獏ちゃんの本を買うことはないと思うよ。 | ||||
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同じ内容が表現が頻繁に出てくる。それでページを増やしているように思う。 シリーズものだから呼んでいるだけ。 | ||||
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新刊本同様で、大変お得感がありました。まだ途中ですが、早く読みたくなりました。 | ||||
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やはり魔獣狩りは面白い! 毎回毎回、次巻が出るのが待ち遠しい。 | ||||
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やはり面白い!!! 毎回々次巻の出るのを待ち遠しく期待を込めて待っています。 | ||||
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いったい何十年かけて、全巻をそろえたのだろう。やっと〜終わりを迎えたという。 まあ〜最初から読み直してみて改めて整理して楽しもうと感じました | ||||
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作品自体は、12巻と併せて伏線を一気に絞り上げてねじ伏せた感じですが、とにかくもこれだけ広げた 風呂敷を破綻なくまとめてみせた力技と、30年に亘って描き続けた執念に敬意を表したいと思います。 物語そのものも、些か絞りすぎた感はあるにしろ、「読ませて」くれます。大地そのものへのサイコ ダイブと、それを支える黄金の響き、というプロットは秀逸です。 それにしても、運の良い作家、と思わざるを得ません。日本列島の地下で蠢くプレートのせめぎ合いを 地龍の絡まりに例え、それを解きほぐすことで緩やかに列島全体を押し上げ面積を増す、ということが 「国産み」の正体、という記述で描き切った直後に東日本震災が起こりました。また、別作品である 「神々の頂き」では、エド・マロリーの謎を斬新な解釈で描いた直後に遺体が発見されたり。これが 時期的に逆になっていれば、下手をすれば描き直しやお蔵入りがあり得たでしょう。 超人的な仕事量をこなす作者ですが、ますますパワーを増した作品を期待したいものです。 特に、キマイラの続きを早く進めて欲しいです。 | ||||
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期待を裏切られた失望や問題点は、他の皆さんのレビューにある通りです。 こんなに話が拡がって、思わせ振りな人物の大量な登場が続き、物語を終わらせるには「稀有壮大なラスト」が必要か?と思って期待していましたが「何だよ、この尻すぼみ!」の一言です。 読了した後「これは何かの間違いではないのか?」と信じられませんでした。 30年間読み続けて来たんですよ。 『序曲』三部作までですね、評価出来るのは。 夢枕獏ももう還暦。エネルギッシュな作品はもう無理なのか、という思いで寂しい限りです。 | ||||
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新魔獣狩りがようやく完結したので通しで一気に読んでみた。が、何だこれは?? 魔獣狩りの4倍以上の長さなのに中身の質は4分の1以下だ!風呂敷広げすぎて回収不能になった感がある。 気になった点を列記する。 ・飛狗の4番目のチャクラの名称が途中で変わってしまった。。徐福の名称も変わってるし。。 ・腐鬼文書だけなら兎も角、御子神文書、ケセン文書・・後から追加した感が。区別する必要あるのか?? ・ケセンは何のために登場させたのか?登場に全く意味がない。全然活躍してないし。。 ・呪禁道師まであんなに魅力的だった毒島が、途中の巻から三枚目になってしまった。。 ・鬼奈村典子が目覚めた後の運命を音部が憂うシーンがあるが、結局何も運命はなかった。そもそもせりふ無し。。 ・音部が秘聞を語るシーンに辿り着くまでに、語る内容を全て作者が記述済みで肩透かし。。 ・四殺には更に秘密があるような含みをセリフで語らせておいて、結局何も無し。。 ・ガコは相手の内臓を食らう術だったはずなのに、いつの間にか万能薬扱いに変わってしまった。。 ・何度も何度も同じような文章を読まされた。。(毒島の自己紹介、白井狂風の居間描写、音乙寺の座談会、、) ・文成が梵に勝つ為に猿翁に教えを請うが、結局二度と対決せず。。 ・あれだけ衝撃的な登場をした梵があっさり殺されるし。。 ・過紋は物語冒頭かなり異彩を放っていたが、途中から全く不要の人物に。飛狗の秘密を探った理由が不明。。 ・過紋は寿海を軟禁したくせに高野との約定を知っていた。矛盾するではないか。。 ・梵は最初は過紋を様付けしていたのに途中から呼び捨てにしていてすごい違和感が。。 ・「蓬莱山の黄金、鬼道の力、そして空海の秘法“四殺”を手中にした者が覇者となる」 その根拠が示されない。。 ・・・書ききれない。。 そもそも文成のあの扱いは何だ!? 最初の数巻までは非常に面白かった。魔獣黒御所、腐鬼一族、鬼道、四殺、ワクワクした。 あの展開なら物語終盤に文成vs梵、もしくは文成vs魔人空海を期待するのが普通ではないか。 それなのに最後の相手は岩倉って・・・ 梵も文成と同じく途中から音信普通になり最後に突然現れてあっさり殺されるし、 魔人空海は勝手に自滅するし、、魔人になる必要あったのか? 涼子との愛の葛藤も中途半端で、攫われた涼子はセリフもなくあっさり殺害って。。 文成にはもっと葛藤し、闘い、今後の自分について何かしら答えを見出してもらいたかった。 これは文成仙吉の物語なのではなかったのか?? こんな惨状でも作者は豪語する。「この物語は絶対おもしろい!」と・・・空しい。 作者だって私が指摘したような点は気付いているはずだ。なのに自画自賛とは。(気付いていない?) 続編を匂わせるくだりは未練タラタラで見苦しい。(確かにイエスへのダイブは読んでみたいが。) やはり6巻で終わらせる気概を持つべきだったのでは? 魔獣狩りの素晴らしいラストが泣いていますよ、作者殿。。 | ||||
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20年ぐらい前にスプリガン?で似たような設定が有った様な気がする。富士の樹海とか 冒険ものはネタが新しいうちに一気に書いちゃって欲しい。 | ||||
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文成と三蔵がオーバーラップして思えた。 キマイラではほとんど語られない性描写が加えられることで 夢枕作品におけるこの物語の位置付けが明確になるかと思う。 涼子の純愛結末に憤り、餓蟇退治に唸り、ひるこの正体に納得。 文成で始まり、文成で終わった本編であったと思う。 この物語は、絶対におもしろい。 | ||||
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十代の頃 魔獣狩り3部作を読んで 背骨を逆向きに扱き上げられたようなぞくぞくする感覚はもはや無く この物語は絶対に面白いと公言していた 作者の書き手としての情熱も 終盤ではほとんど感じられなかった それでも一応物語を閉じたことだけが唯一の救いか | ||||
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物語の後半に差し掛かり、残りページが半分以下になった時に嫌な予感がした。 どう考えても納得のいく話の終りが見えて来ないのである。 途中のエピソードも、あんなに勿体ぶった前書きで引っ張って来たのに・・まるで風船がしぼんで行く様でがっかり。でもまだ隠し玉があるんだろう!と言う期待もページが少なくなる度に、こちらが文成の様に咆哮しそうになった。 でも、なぜか文成が登場すると画面が締まるね、序曲の時の胸の高鳴りはおじさんになった(笑)今でも覚えてます、が、しかし丁寧な切り売りで 疾走感が失われたな、と言うのが感想です。 ドーンとしたピークを個人的には期待してましたね、もう少し話を壊した方がすっきりするのに〜! 次回に期待します。いい風が吹いてる様なので・・・・・ | ||||
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20年以上、毎年新刊がでるかなと待ち続けていました。書く方もそうですが、読む方も良くここまでついてきたと思っています。 ついに黒御所が絡んだこの魔獣狩りという話に決着をつけたのはすばらしい。 風呂敷を広げすぎてどうなることかと思いましたが、破綻もなく終わらさせた力量には、最近どうかなと思っていた者を見直させるものがあります。 バチカンへの続きどうですかね。作者の思い入れが一番深いと思われる文成千吉の復活なるか。楽しみです。 | ||||
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二十歳の頃に魔獣狩りに出逢い、新魔獣狩りが始まった頃には胸躍らせて続編を楽しみにしていたが、少し話を広げすぎた感が無くもない。主人公が多すぎる物語に大作無し、と言われるように個人の活躍があまりになかった。新魔獣狩りが始まったときには、これは文成仙吉の物語と公言して始まった長編であったが、あまりにも活躍場面が少ない。特に後半ではほとんど登場していない。また美空においては完全な脇役であった。きつい言い方をするとこの物語は始めるべきではなかったとまで言いたい。広げすぎた風呂敷を再びたたみ込むためにはこのような終わり方しかなかったのかとも思い、残念であった。しかし、唯一の期待は次作であろう。作者がこの長い話の収集がつけることができずにジレンマを覚えながら、次作に気が向いていたのであれば良いのだと思う。魔獣狩り本来のあのパワーを期待します。文成仙吉を思う存分暴れさせて下さい。 | ||||
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中学生の時に胸躍らせながら読んだサイコダイバーシリーズもとうとう完結。30年以上も読み続けてきた自分としては、もっと感動のラストがほしかったが、大団円に収束してしまった感がある。 シリーズの途中から登場人物が最初の頃にはなかった携帯電話を使い出したのは笑ったが、それでも無事ラストに到達できたことは感慨深い。 | ||||
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