新・魔獣狩り 完結編 倭王の城



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

7.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

2.81pt ( 5max) / 21件

楽天平均点

4.16pt ( 5max) / 24件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

40.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2010年10月
分類

長編小説

閲覧回数1,665回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)

2010年10月29日 新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)

「蓬莱山の黄金、鬼道の力、そして空海の秘法“四殺”を手中にした者が覇者となる」高野山空海廟堂の配置から、密教術の天才僧美空は、ついに卑弥呼の墓所を発見した。富士山麓青木が原の樹海、巨大な溶岩樹型の洞窟に潜入する美空と精神ダイバー九門、毒島。迫る魔人黒御所と猿翁、巨漢・文成仙吉!黄金は誰の手に?そして卑弥呼が得ていた鬼道の秘密とは?やがて毒島と九門は最後の精神ダイブに挑むが…。エンターテインメント史上に燦然と輝く伝説の巨編、常々完結。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

新・魔獣狩り 完結編 倭王の城の総合評価:5.62/10点レビュー 21件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(4pt)

楽しめました

期待通りのラストではありませんでしたが、長い間にわたって楽しませてもらいました。 いつも新刊が出るときには前巻の内容を忘れてしまっており、 もう気持ちも途切れ途切れだったので、期待はずれというより、 とにかく完結してよかったというのが正直なところです。 次は3冊ぐらいだとうれしいです。
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)Amazon書評・レビュー:新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)より
4396208847
No.20:
(1pt)

竜頭蛇尾

表題通り。
ほとんど詐欺のような終わり方。作者は反省してほしい。
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)Amazon書評・レビュー:新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)より
4396208847
No.19:
(1pt)

何これ?

夢枕獏はかつて半村良の「妖星伝」完結編を「死ぬ三日前に読め」と言った。

本作を読み終え、「お前が言うなよ」という思いしかない。
魔獣狩り、結果的に最初の三冊以降は時間の無駄だったので「死ぬまで読むな」と言いたい。
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)Amazon書評・レビュー:新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)より
4396208847
No.18:
(1pt)

まあ

一回読めばいい作品だね。いまいちだね。
何か、ページを増やすために繰り返しがとても多い。
やっぱり、ダイビングがないとだめだね。
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)Amazon書評・レビュー:新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)より
4396208847
No.17:
(1pt)

終わってみたら、時代遅れの超駄作と化していました。

◆私自身の話

私は1966年生まれで、同級生の母親が町立図書館の司書だったこともあり、幼い頃から図書館によく通っていた。記憶に残っているなかで私が最初に読んだ小説は、福島正実の「おしいれタイムマシン」(1977)である。

で、翌1978年、スターウォーズが公開され、そして私は正真正銘のSFファンになった。

私の生まれ育った田舎町(当時で人口は1万人を下回っていた)の町立図書館には、ハヤカワSF文庫の8割2000冊くらいとと、創元SF文庫の5割1000冊くらい、が所蔵されていた。小さな町の図書館の書架2本分(といっても文庫本で書架2本ですよ)が、まるまるSF小説だったのだ。この理由は、SF小説好きの町民が、自分が買った早川と創元のSF文庫小説を、片っ端から寄贈してくれていたから(寄贈ペースは、どう考えても読むスピードより速かった)。こういう環境だったから、SF好きになるのも当たり前なのかも知れない。

私は図書館に通い、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズや金星シリーズ、ターザンシリーズや地底世界ペルシダーシリーズを皮切りに、EEスミスのレンズマンシリーズ、エドモンド・ハミルトンのキャプテンフューチャーなどを次々と読み(注:シリーズ全部を読んだわけではありません)、

そして必然的に星新一、筒井康隆、半村良、平井和正、新井素子、眉村卓、光瀬龍、豊田有恒、安部公房(注:「第四間氷期」とか「砂の女」とか「箱男」はSF界で絶賛されていたんだよ)、荒巻義雄、田中光二、広瀬正、鏡明、川又千秋、横田順弥、堀晃、山田正紀、石原藤夫、野田昌宏、高千穂遙、矢野徹、神林長平、岬兄悟、火浦功、水見稜、谷甲州、ロバート・A・ハインライン、JGバラード、アシモフ、スタニスワフ・レム、ACクラーク、クリフォード・D・シマック、PKディック、ジェイムズ・ブリッシュ、フレデリック・ポール、ポール・アンダースン、ヴォネガットJr、フレドリック・ブラウン、トマス・M・ディッシュ、コードウェイナー・スミスなどを読み耽っていった。(注:小松左京や大原まり子は嫌いだった)(更に注:上記リストには漏れアリ。もっといろんなSF作品を読んでいます)

そしてこれまた必然的に、「SFマガジン」と「SFアドベンチャー」を毎月購読、たまに「SF宝石」、稀に「奇想天外」、お金があれば「スターログ日本版」、SFなので星にも興味が出てきて「天文ガイド」を買っていた。(注:私は中学生まで決まった小遣いがなく、「あれ欲しい」と母親に申告し、OKだったらお金が貰える家庭だった。本代と映画代は、なぜかほとんど満額OKだった。今考えたら素晴らしい両親だったと心底思う)

半村良の“元祖国産伝奇小説”「石の血脈」や「嘘部」シリーズ、平井和正の「ウルフガイ」シリーズ、新井素子の「グリーンレクイエム」と「星へ行く船」シリーズ、鏡明の全著作、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」、シマックの「都市」、山田正紀の「最期の敵」、神林長平の「あなたの魂に安らぎあれ」、川又千明の「幻詩狩り」などがお気に入りである。

◆夢枕獏との出会い

で、夢枕獏。

夢枕獏の作家デビューは1977年。でもこの頃の夢枕獏は売れない作家で、1981年にフタバノベルズから出版された「幻獣変化」がSF雑誌で高評価だったので、取り寄せて読んだ。そしたら面白かった。でも売れていなかった。

1982年に、ソノラマ文庫からキマイラシリーズ第1巻「幻獣少年キマイラ」を出したあたりから少しずつ売れ始め、1984年ノンノベルから出たサイコダイバーシリーズの最初の物語「魔獣狩り」、そしてトクマノベルスから出た「闇狩り師」で人気作家となっていったのである。

翌1985年には、フタバノベルスから「餓狼伝」シリーズ、カッパノベルスから「獅子の門」シリーズ、1986年には講談社ノベルスから「黄金宮」第1巻、カドカワノベルスから「大帝の剣」第1巻、1988年には文春文庫から「陰陽師」シリーズが出て、この頃にはベストセラー作家になっていったのである。

こういう言い方はアレなんだけど、要するに私は夢枕獏が売れる前からファンだったのです。

◆サイコダイバーシリーズ

夢枕獏が人気作家になったきっかけのひとつであるサイコダイバーシリーズ。

サイコダイバーという「人の精神にダイブ」できる特殊能力を持った人物を主人公に据え、中身はSF伝奇エログロバイオレンス小説であり、話ごとに主人公が変わる連作シリーズである。

シリーズ12巻までは普通の連作小説であったが、1992年7月に出版された13巻目から「新・魔獣狩り」シリーズが始まった。1992年とは、携帯電話もインターネットも普及していなかった頃である。

1984年に世界観が作られたサイコダイバーシリーズ。
1992年から始まった「新・魔獣狩り」の話。

それまでに登場してきた全てのサイコダイバー主人公を総出演させ、次から次へと強く不気味な連中が出てくる展開。

しかしです。

18年前に始まった「新・魔獣狩り」シリーズは、世の中が大きく動いているのに、話の中の世界観は古くさいままなのです。しかも、巻を重ねるごとに、ただグロいだけの展開になっていく。

◆で、本作の感想

有り体に言えば、ちっとも面白くないのである。

あれだけ引っ張ってきた登場人物同志の因縁が、なぜこうも簡単に決着するの?

こんなで良いの?

風呂敷広げすぎて畳めなくなったから、慌てて全部強引にまとめちゃった、としか思えないんですけど。

もうちょっと何とかできなかったの?

18年も引っ張っといてコレかい。

ワクワクもしなけりゃハラハラもしないし、ドキドキもしない。

◆というわけで。

獏ちゃん、さようなら。

もうたぶん獏ちゃんの本を買うことはないと思うよ。
新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)Amazon書評・レビュー:新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (サイコダイバー・シリーズ25)より
4396208847



その他、Amazon書評・レビューが 21件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク