錨を上げよ
評判
錨を上げよの評価:
4.08/5点 レビュー 264件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全201件 201〜201 11/11ページ
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錨を上げよの評価:
4.08/5点 レビュー 264件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
分厚いハードカバーで591ページ、所要は8時間程度でしょうか。
昭和30年、大阪の下町に生まれた作田又三の青春物語です。
物語は、又三が自ら語る形で進みます。3章構成で、各章の概要は
第1章「進水」:悪ガキ時代から孤高の不良となった高校1年まで
第2章「出航」:多少まともになった高校2・3年での生活、恋と就職
第3章「座礁」:退職と大学受験、大学3年初めまでの生活 というものです。
著者が大阪生まれで、又三と同じ時代を生きたこともあるのでしょう。
全編に当時の時代背景や政治思想などが織り込まれています。
同志社大時代など、著者の実体験も含まれているのかもしれません。
物語の中核をなすのは、又三のキャラクターです。基本的に勉強はできず、短気です。
それでも時に思わぬ能力を発揮し、議論で表れる考え方は、鋭く真実を突いています。
また、人生とは何か自問する面がある一方、1人の青年として恋や性にも旺盛です。
この形式の小説は、語り部でもある主人公に感情移入できるかどうかだと思います。
幸い私は共感できたので面白く読めましたが、「永遠の0」ほどは感動しませんでした。
女性が共感できるかも微妙ですが、個人的にはいい小説だと思います。