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西郷の貌
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西郷の貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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テーマは大好きなので電車出張の暇つぶしに購入。結果がっかりです。暇つぶし目的は達しましたが、読破するのが苦痛でした。 九州取材旅行記と他の著書の二番煎じを一冊の本にまとめたかのようです。考証ではなく「思い付き」が順序悪く配列されています。主人公の設定はルサンチマンの塊だし、若くて優秀な女性に慕われたりとくだらなさすぎ。小説としてはお粗末。 他の著書を読んでいないので、著者全否定はできないのですが。 他の著書はそれなりに評価が高いので、面白いかもしれませんが本書を読んだ後では手出ししたくなくなります。 ホラ話を楽しむには、語り手と語り口が重要ですね。 | ||||
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西南戦争がなぜ起きたのか?近代史をあまり学校で教わらなかったのは何故かがよくわかりました。その謎を解く鍵になり自分にとって加治さんの本は大変参考になりました。 | ||||
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「司馬遼太郎」の著作本をそこそこ若い時に読んだ。そして子どもたちに「歴史的偉人」として「西郷」を熱く語ったことを思い出す。明治維新に名を連ねる「薩長土肥」のお歴々が今も歴史教科書にその名が躍る。当方、長州は山口県の生まれだが、「伊藤博文」の存在が辛い。彼も郷里では、当代随一の歴史的偉人の扱いだ。ましてや鹿児島の「西郷」さんはそれ以上の存在であろう。ただし歴史の事実はそうではなかった。時の「闇の権力者」たちの恣意的歴史事実の捏造が、「育鵬社」の教科書を生ませ、教育行政の中枢に無理やり押しつけ続けている。「西郷」さんも「博文」も、こんな扱いを望んでいたのだろうか。彼らもまた、「闇」の力に翻弄されただけ。使い勝手が良かっただけあった。明治の政府も、現在の政府も、やっていることは同等。せめて、馬鹿にされない歴史観を構築するために、当本を読んでおく必要があると思う。 | ||||
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”そうだったのか?!” そんな思いに駆られました。 タイムマシンの発明を、切に希望します!過去に行って、歴史を俯瞰したい! | ||||
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事実は小説より奇なり。事実と合理的推理に圧倒された。よく書いてくれた。 | ||||
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あっという間に読んでしまった。 やはりあの維新がこの国の本質を変えてしまったのか。 今なお山口勢力が強くなっている理由が理解できる。 この流れをどこかで止めることができるのだろうか。 | ||||
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TVで作者の鍜治将一さんの歴史観を拝聴し、この本を購入しました。 西郷さんの顔が実際とは違っていると聞いておりましたが、こんなにも違うとは驚きの一声です。 この他にもこのような事例が沢山あるのでしょうね。 真実を公表しなかった当時の政府の在り方に疑問を抱きました。 | ||||
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加治氏の著書はこれまでほとんど読んできたが今回はどうも迫力不足だった。 「13人撮り」の謎を追う展開は「維新の暗号」を掘り下げていたようで興味深かったが最大のテーマである「なぜ西郷の顔は隠されなければならなかったのか」は遂にわからずじまいだった。 幕末の群雄の人間関係をおさらいするにはいい本だと思う。 | ||||
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だれもが、あの顔を想像する西郷隆盛。 教科書、テレビの洗脳って恐ろしいなー本当に。 この本は書店で表紙が目立ってて思わず手にとってしまった一冊。 なぜ西郷がまったくの別の顔で日本国民に刷り込まれてたかが至極納得の内容だった。 | ||||
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大日本帝国陸軍大将、西郷のイメージからはあまりにもかけ離れた、あのほのぼのとした上野の西郷どんの銅像。 軍神西郷が、あれほどまでに滑稽な姿に貶められねばならなかった理由とは如何に? 偶然手にした一枚の奇妙な古い写真に導かれ、歴史作家望月の謎解きの旅が始まる。 西郷が新生日本の誕生に懸けた情熱と、そしてその果ての深い絶望、無念の死。 歴史の暗闇の底に葬られた西郷南州の真実の貌が、今此処に甦る。 全ては近代日本誕生にまつわる最大の闇にして、平成の御代に至っても我々日本国民を呪縛し続ける桎梏『天皇すり替え』から始まり、そこに収斂してゆくのだ。 加治将一氏によって西郷南州の復権は果たされた。 感無量。 | ||||
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西郷さんて、こんなにカッコイイ顔してたんですね。 知れば知るほど、こういう人を本当の「ハンサム」っていうんだろうなーと思いました。 | ||||
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どうしても、同じ作者の「幕末維新の暗号」の印象が鮮やかすぎて、こちらはどうしても2番煎じくさく感じられます。 フルベッキ写真に載った西郷の実物を隠すために、上野の西郷さん他の西郷隆盛像が捏造されたという論はちょっと納得できないように思えます。 写真には奥書をつけることができますし、フルベッキ写真の所有者が、正確な奥書を絶対につけていないという前提に立たなければ、西郷隆盛の顔を別人の顔とすり替えてしまう意味がちょっとぼやける気がするのです。 「幕末維新の暗号」のサイドストーリーとしては十分面白いのですが。 | ||||
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一般に広く知られる西郷さんの顔が別物?偽装?という点に魅かれて購読しました。 現在のように写真が普及していない時代だからこそ可能性がある手段。 そしてなぜ偽装しなければいけなかったのか、という当時の力関係が読み取れ興味深い内容でした。 この本だけだと主人公の作家の立場がよく分からなかったのでシリーズを最初から読んだ方がいいのかなと思いました。 テーマは最高に興味深いけど主人公への感情移入はない作品でした。 テーマ重視の内容。 歴史って透明じゃないんだ、と改めて考えさせられました。 事実なのか?フィクションなのか?そこも興味深い。 | ||||
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写真にこれは誰々これは誰々と当てはめていって(該当者はあるかもしれんが)、右端のは誰にも該当しないし醸し出す雰囲気が西郷っぽい!だから西郷!! 説得力無さ過ぎ。。。 | ||||
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星3つの根拠。見出しの天皇家とフリーメーソンの暗躍の歴史内容は真実で星5つだが、西郷隆盛の真実の姿を描き切っていない点は星2つ。作者はどこの情報源か知らないが、フリーメーソンの立場からは、日本の歴史ほぼ正しく描ききっている。また、天皇制の2系統の支配者階級も客観的に真実に近い。 ただし坂本龍馬が師と仰いだ西郷隆盛のへ言及がなされてないこと。西郷征韓論を唱えたとする内容の濡れによって、要職から排除されて、西南の役で自害させられるまでのプロセスは、まさにフリーメーソンの思惑であるがことが述べられていないのが物足りない。 西郷のほんんものの写真かどうかの話題に終始、こだわりすぎた嫌いがある。 フルベッキ写真のネタは、本当であろうが、それは西郷の真実の姿からすれば、どうでも良いことである。 次回作に期待したい。 | ||||
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写真の人が西郷さんなら、西郷さんだという証拠をもっとよく調べてしっかり示してほしい。これでは、読者やファンが納得しない。本の内容が歴史的事実ではなく、あまりにも空想(妄想)的になり過ぎていて、「幕末維新の暗号」の時のような鋭さや勢いがない。がっかり。 | ||||
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いや、教科書でもないのだからこれぐらい主観が入って良いのだろう。 十三人撮りの一枚の写真に写る大柄の男。これを西郷隆盛だと断定するのだが、最後の決め手は良く分からない。 筆者は想像力が逞しいところもあり話しが飛躍するところがある。 それでも良いのだが。 倒幕は尊南朝の歴々が行ったそうだ。 西郷に勝、真木和泉、桂、三条実美、大久保、高杉。。。 これにグラバーが入り、と著者独特の解釈が続く。 邪馬台国は九州断定。倭に大王がたくさんおり、近畿にも別な大王がおり、邪馬台国とは別に遣隋使を行っていたとか。 菅原道真は「菅」=「漢」出身。桓武天皇の「桓」も「漢」。藤原家は「藤」=「唐」。皆さん渡来人だ。 一気に読んでしまう程面白い。 まあ、こういう主観の方が印象には残る。 | ||||
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本書は西郷とおぼしき人物が映った写真の検証を基に、フィクションを交えた構成になっています。 長らく日本に影響を及ぼす闇の勢力、また天皇制、陰謀論、ページをめくる内かなり幻想的な気分になりました。 これら著者の思想や信念は置いて、写真の検証だけを批評するなら大変曖昧だなというのが素直な感想です。 西郷は仕方ないにしても、一緒に映った他の多くの方は後に出世し、壮年、晩年の写真が残されており比較するわけですが、現在では研究機関にいけば科学的な手法でかなりの精度で同一人物か否かを鑑定できます(実際、龍馬の妻であるお龍の若いときの写真、また数年前にも西郷の本物の写真発見かと話題になりましたが、結局は主要な司法ポストを歴任した尾崎忠治なる人物だと鑑定されました)。 しかし、著者は自身の主観のみで似てる、似てないという判断をしています。 ここまで著者の推論に基づき話が進められ、最後の最後、本書の命題である写真の検証までもいわば推論であるわけです。 これでは全てが妄想では?で片付けてしまおうと思ってしまいます。フィクション進行や思想、信念は良いとして、軸となる写真はきちんと調べて欲しかったですね。 説得力に乏しかったです。 ※フルベッキ写真に関してですが、いくら権謀術数蔓延る幕末の動乱とはいえ、明治天皇がどこの馬の骨ともわからぬ多くの連中と肩を並べるとは私は思えません。 | ||||
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本書では、「13人写真」を紹介している。 この写真が見られただけでも☆5の価値はある本だと思った。 思えば、上野の西○像と皇居前の○公像は同じ作者とは思えなかった。(無論実際にたった一人の作ではなかったが) テーマ的にも、方や、高き志を胸に、勇躍する、造形も細かい騎馬像。 方や田舎親父の休暇の一コマ、なんだか等身もおかしな粘土細工?に見えた。 本書で紹介された「13人写真」の謎の男の存在感はなんなんだ! 「フルベッキ写真」では、大男だな、との認識だけだったが、この写真の迫力はすごい、解像度の粗い、モノクロの、書籍の印刷だっていうのに。 私は絶対二枚の写真に写っていつ男は同一人物だと思う。 正体は誰か、との問題は置いても、この男のオーラはただものじゃない。 頭一つ以上大きいってだけじゃない、一癖も二癖もありそうな維新の元勲も並んでいるが、この男だけは格が違うっていうのが伝わる。 もし、もし本当に謎の男が西○だったら、全く本書の内容も説得力が出てくる。 件の写真に「西○の弟」と思しき男も写っている。 やはり存在感ある大男、しかし謎の男程のオーラはない。 司馬作品で見つけた、出典はわからない言葉だが、人物の器の大きさを例えるエピソードで、「・・・西○の従弟は大人物だ。しかし彼を「大木」としたら、西○の弟は「高山」、 しかし西○自身は、「別の惑星」の如きであった」というような言葉を。 この写真から感じるのだ、「山」と「惑星」の格の違いを。 本書で、当時の外交官は西○を語っているという、「ヘラクレスの如き肉体をもった大男」「敵も味方も彼に説得された」と。 分かる、分かるのだ、この写真を見ると。 もし、この男の軍服でも着た佇立像が、○公像のテンションで作られていたら、見るものは、「一体これほどの男が命懸けで訴えようとした事はなんだったのだ、これほどの 男だ、理は彼にあったのではないか」と思わされてしまったろう。 ・・・今世紀になっても、軍産複合体は、「ありえないだろう」って事を平気でやっている。 インターネットで世界配信されてるっていうのに、電車をそっくり埋めちゃって、「事故なんてありませんでした」って。 ましてや100年以上前の、もっと構造が単純な組織の未開国だったら、本書で書いてるような事ぐらいあったんじゃないのって私は個人的には考えます。 | ||||
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維新の暗号ほどの衝撃さはなかったが、それなりに面白かった、広く読まれているようだ。 | ||||
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