失われたミカドの秘紋
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
評判
失われたミカドの秘紋の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
失われたミカドの秘紋の総合評価:
8.72/10点 レビュー 36件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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概要としては、ユーラシア大陸のシルクロードの東端である日本という構図を広く見れば、ユダヤ・キリスト教的ものは中国から日本に到達していたはずであること(当時はそのような名称が意識されずに思想としてのみ存在したこと)、それらは仏教や儒教にも影響を与えたこと(むしろ一部のそれは、ユダヤ・キリスト教そのものであること)、漢字もその中で作られたこと、東端の日本にいる人はそれらの人種のごった煮であること、一例を上げればローマ・中国・日本は一直線であることなどんど。
国、国境、宗教名などを引っ剥がして鳥瞰してみたときに浮かび上がってくる面白さ。
残念なところは、範囲が広すぎて、小説として楽しむことが難しいこと。前半では焦点が当てられていた天皇制について、どこかフェードアウトさせてしまった印象がある。それを止揚して論じているともいえるが、文化の混在についてある程度前提認識があると、三井が秦人という話ではどうも読後感が悪い。
朝鮮と倭のあたりはなかなか読み応えがあったので、この濃さあたりが好みでした。