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失われたミカドの秘紋
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失われたミカドの秘紋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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歴史ミステリーものとして面白かった。小説の体はあるが、どちらかといえば歴史解釈がメインで、小説部分は半分以下。そのつもりで読めばひとつの解釈として楽しめた。 概要としては、ユーラシア大陸のシルクロードの東端である日本という構図を広く見れば、ユダヤ・キリスト教的ものは中国から日本に到達していたはずであること(当時はそのような名称が意識されずに思想としてのみ存在したこと)、それらは仏教や儒教にも影響を与えたこと(むしろ一部のそれは、ユダヤ・キリスト教そのものであること)、漢字もその中で作られたこと、東端の日本にいる人はそれらの人種のごった煮であること、一例を上げればローマ・中国・日本は一直線であることなどんど。 国、国境、宗教名などを引っ剥がして鳥瞰してみたときに浮かび上がってくる面白さ。 残念なところは、範囲が広すぎて、小説として楽しむことが難しいこと。前半では焦点が当てられていた天皇制について、どこかフェードアウトさせてしまった印象がある。それを止揚して論じているともいえるが、文化の混在についてある程度前提認識があると、三井が秦人という話ではどうも読後感が悪い。 朝鮮と倭のあたりはなかなか読み応えがあったので、この濃さあたりが好みでした。 | ||||
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非常に面白い発想の本です。なんとなく納得してしまいました。 | ||||
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とても楽しく読ませて頂きました 歴史モノ? 歴史ミステリーモノ? にはまりそうです | ||||
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昨今、大和の民の優位性とか民族の優位性を説く書物が増えている中で、日本民族が単一民族ではなく、大陸で起きた、政権の交代と深く関わりを持つことが分かりました。学校の歴史はつまらないものですが、この本は実に面白い。漢字に弱い私はメモを取りながらで時間が掛かったが、十分に価値があった。 | ||||
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長い間断片的にモヤモヤしていたものが、霧が晴れたようにスッキリしました。この歴史観にそって、今まで日本史、世界史と呼ばれてきたものを新たな視点から読み解くことが、この混迷した時代に必要なことだと思います。 | ||||
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非常に面白かったです。 | ||||
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加治さんの歴史本はどれも面白い。 思考脳を刺激され為になります。 | ||||
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面白い。じっくりと読み解いて楽しい。 | ||||
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今の政治屋はただの稼業、下々は奴隷。 | ||||
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漢,宋、明は漢民族王朝とされている。 劉邦の顔貌からは彼の出身はツングース系騎馬民族という。 宋は鮮卑族で明は抗モンゴール連合で創建された。 DNAからも漢民族は特徴つけられないという。 漢は突厥の力を借りて建国し、宋は契丹の力で建国できた。 中原に住んでいた部族を漢民族と呼ぶが彼らは未開の蛮族で草原を駆け巡り先取の文化や武器に慣れていた騎馬民族の敵ではなかった。 毎年膨大な貢物を得て逆朝貢貿易を行っていた。 朝貢していたのは中国王朝である。 中国を実質的に支配していたのは漢民族ではなく草原の騎馬民族である。 中国大陸は彼等の遊び場であった。 秦人は韓国で秦韓を作り日本に渡来してからは秦氏としてユダヤ教や原始キリスト教や景教を伝える。 木島神社の三角鳥居はユダヤ教の神を表し三井家の象徴でもある。 新羅の初代8王は日本人であり出雲王朝と親密な関係があったとみられる。 ㇲサノウも新羅から出雲に来ている。 女媧と伏羲はコンパスと直角定規を持ちフリーメイソンの原型という。 女媧は月とカエル、伏羲は太陽とカラスがシンボルでこれらは天皇のシンボルでもある。 三皇五帝の時代から中、韓、日は密接な人的交流があったとみられる。 | ||||
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信じるか信じないか? 勿論自分は本書の内容を一切信じていない。あくまで歴史エンターテインメント小説として読んでいる。 それはそうであろう。 「あたかも既成事実であるようにしゃべった(本書275頁)」 「望月は別の思いつきをしゃべった(本書329頁)」 などなど、自説を架空の望月という作家に語らせる手法だが、基本は根拠に乏しい事柄を、”既成事実”の様に相方のユカに語り、ユカもそれを納得してしまうし、自身の”思いつき”をそのまま自身で納得してしまう。 本書の肝は、漢字(や日本語)はアラム語やヘブライ語が起源となっていると言う自説。 ところが、この自説も「ヤマイがヤマトに訛ったなどとしらばっくれて逃げられるなら、何でもありだ(本書434頁」と言う割には、孔子はユダヤの血を引くのでは?と言う自説への根拠として、孔子の発音は「コンスー」で、ユダヤの司祭は「コーヘン」、「コンスー」と「コーヘン」は日本語の「まじめですか?」と「まじっすか?」よりは近いと言い張る。 同様に京都の太秦(ウズマサ)はイッシュ・マッシャ、つまりイエス・メシアの事(本書479頁)だと断定するが、これも、他人の説に難癖をつけている”何でもありだ”と、実は同じレベル。 本人も、この同じレベルには気づいている様子で、「なんでもかんでもユダヤ人と結びつける噴飯ものの日ユ同祖論とは完全に違っていて(本書472頁)」と書いているが、読者からすれば、どっちもどっち。 典型的な陰謀論と同レベルとしか言いようがない。但し、あくまでも架空の望月氏とユカ氏の会話から紡ぎだされる小説の形式を取っているので、エンターテインメントとして読むのなら面白い。 残念ながらそれも途中から失速した感が有るので、星は三つに減点。 | ||||
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「竜馬の黒幕」以降、加地先生の作品は読んでいますが、 この作品も含む「望月先生シリーズ?」は何故小説で書いているのか分かりません。 取って付けたように登場させられるヒロイン「ユカ」や望月先生を付回し襲ってくる謎の組織?、 塩大福が好きなどのキャラづけ、など無理矢理に小説を書こうとせず「竜馬の黒幕」のような作品を期待しています。 「失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ」の考察は事実なのか都市伝説のたぐいなのかは分かりませんが、 大変面白く読ませていただきました。 | ||||
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今まで持っていたっ中国への理解が根底から覆った作品である。是非読むべき本です。 | ||||
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極めてユニークで、興味深い推論である。まず仮説を持つことが大事である。正しければ疑問がスルスルと消えていくだろう。 | ||||
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漢字にこんな意味があったとは、面白いです。昔から漢字のルーツに関心を持っていたので、こういう考察は楽しい。 | ||||
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仏教とキリスト教の不思議な共通点と、さらにキリスト教と漢字の関連性は面白く一気読みできました。 中国の歴史については、王が変わるたびに民族の連鎖が切れ、また共産主義により4000年の歴史や文化が徹底的に破壊されていることからすれば、それを唯一拠り所とする日本の古代は永遠に解明されないと感じました。 日本の、日本人の懐の深さ理由を何と無く理解することができました。 ぼくは、中国はあくまで過去の歴史を持ち出し天皇制廃止論に立つと漠然と思っていましたが、実はそれは思い込みで、中国や韓国は天皇制を推す立場である点の記述にリアリティを感じました。 | ||||
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いつも、まつろわぬ作家望月シリーズを楽しみに読んでます。 今回は過去の作品の中でもっとも壮大で 独特の歴史観、宗教観がとてもおもしろかったです。 作中の豆大福がどーしても食べたくなり、何度かコンビニで購入してしまいました。 印象に残った1行 「民族など規定のしようがなく、ならば民族の誇りなどありようがない。」 「我々は馬鹿馬鹿しい民族紛争中和剤になれそうな気がするのです。」 今後も加治史観・望月史観楽しみにしています。 | ||||
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面白いが、仮説の部分も多いようなきがする。エルサレムの勉強をしないと | ||||
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「民」という字の由来を知った時、身体が震えました…。氏だけが私の先生です。いろんな言葉、表現、字、歴史をわかりやすく届けてくれる。現在と過去がつながっていく…。水面に映る光の粒子のごとく流れに逆らって自由に時代を旅する作家、加治将一。氏の表現力を見習いたい。 | ||||
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日本の歴史も世界の歴史と連動していることが分かる。失われたミカドは非常におもしろく、ページの多さは気にならない。 | ||||
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