■スポンサードリンク


吸血鬼の壜詰 第四赤口の会



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

吸血鬼の壜詰 第四赤口の会の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

マニアのためのミステリ

悪口を書こうと思えばいくらでも書ける本です。
文がへた。キャラクタがただの記号。名探偵も、決めセリフもなし。
にもかかわらず、この本は、ごく一部のミステリファンにとって、どんな極上の酒よりおいしいミステリとなっています。
それは、昔話や都市伝説に興味のあるミステリファンです。
あるいは、井沢元彦による古代日本史の推理にとりつかれたファンです。
そんな、ごく一部のマニアのためのミステリです。
正直言って、いつまでも売れてほしくないです。マニアがこっそりと読み、悦にひたる。そんな本なのです。
吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)より
4061822985
No.1:
(3pt)

高濃度の和製『黒後家蜘蛛の会』

『黒後家蜘蛛の会』のようなスタイルで、
内容は高田崇史的な歴史ネタもあれば、
京極夏彦的な妖怪っぽいネタもある。お題が出されたら、
本家『黒後家蜘蛛の会』に引けを取らない強烈なキャラクターたちが
諸説紛々で喧々囂々の議論となる。内容そのものは衒学ものが好きな人にはたまらない情報量だし、
余分な殺人とか妙な前置きがないので密度は濃い。ただ、最大の欠点は地の文がぶつ切れなこと。
特徴を出そうとして敢えてやっているのか、
どうしようもなく文章がヘタなのか…。
吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)より
4061822985

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!