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8月31日の初恋



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【この小説が収録されている参考書籍】
8月31日の初恋 (新潮文庫 む 23-2)

8月31日の初恋の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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No.1:
(8pt)

8月31日の初恋の感想

ループもの×恋愛×青春小説という、自分にとっては大好物の組み合わせ。読後感も好みで、とても面白い作品でした。
物語は、不登校中の主人公・宇佐美栞が、中古のスマホに入っていた謎のアプリ『Origa』によって時間跳躍の力を得るところから始まる、ループものの作品です。
ループものの恋愛ストーリーは数多くありますが、まず本書でいいなと思ったのは、不登校の少女がループ体験を通して、少しずつ世界に慣れていく姿でした。学校や人間関係が苦手でも、「やり直せる」と思えば、ほんの少し勇気を出して、いつもとは違う行動を取ることができる。すると、意外と思い込みにすぎなかったことや、案外うまくいくこともある。そうして少しずつ成長していく彼女の姿が温かく、作品全体に流れる優しい雰囲気が心地よかったです。

そんな中で、学校一のモテ男・久慈池聖と縁ができるのですが、9月1日に登校すると、彼が8月31日の夜に必ず命を落としてしまうことがわかります。自殺らしいものの、その理由には思い当たる節がない。前日までは普通だったのに、なぜなのか。どうしてなのか。その死の理由を知るために過去へ戻る、という流れです。

ループものとしては、全体に緩やかで温かい空気感があり、難解さや硬派さはありません。青春小説における男女の想いに、ループ設定がうまく活用されていたと感じた作品でした。読後感もよい好みの一冊でした。

▼以下、ネタバレ感想

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