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(短編集)
幻日
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書籍一覧
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■幻日
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発行日:2003年09月01日
出版社:小学館
ページ数:280P
【あらすじ】
少年時代の不可思議な体験、学生生活での挫折から作家デビュー前夜までの苦悩を、ときにファンタジックに、ときにホラータッチで回想する。才能がなかなか認められず、幻の日々を送っていた自分を突き放すように描いた。
表題作「幻日」は、著者のライフワークとも言える浮世絵研究にまつわる秘話。まだ1冊の本も出せないでいる頃、浮世絵の研究に関しては自信を持っており、それによって身を立てたいと考えていた。生活の糧となるような職業に就くこともなくコツコツと研究を進め、ついにその成果を出版という大きな夢が実現したが、実は親の強力なバックアップによるものだと知り、幻日の中でしか生きられない自分自身の無力さに愕然とする。
その他、少年時代に目撃した衝撃的場面の意味を追う「ざくろ事件」、江戸川乱歩賞受賞の陰にあった妻の献身と犠牲を綴った「ぬるま湯」など、作家・高橋克彦の原点ともいえる珠玉の七作。
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■幻日 (文春文庫)
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発行日:2014年05月09日
出版社:文藝春秋
ページ数:281P
【あらすじ】
著者“初”の自伝的連作集!
少年時代から作家デビューを果すまでの来し方を投影した自伝的連作集。葛藤しながらもひたむきに生きる主人公の姿が感動をよぶ傑作。
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