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明治十手架
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書籍一覧
4件 登録されています
■明治十手架〈上〉 (角川文庫)
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発行日:1991年11月01日
出版社:角川書店
ページ数:359P
【あらすじ】
明治7年、時は文明開化真っ盛り。往来には義経袴に革靴の女の後を、大礼服に山高帽の男が続く。まさに、百鬼夜行ならぬ百鬼昼行の世…。元八丁堀与力・原胤昭は、恩師有明捨兵衛が悲痛の死を遂げたことから長年勤めた石川大牢獄島を飛び出した。そして、有明の残した姉妹が営む絵草紙屋に身を寄せる。この清麗可憐な姉妹に導かれ、粋な町奴は十手を片手に出獄人保護という徳行に乗り出した。だが、官服纒う物怪や凶悪無残な悪党どもが行く手を阻む。鳴呼、正義は地に堕ちたのか?不思議な縁によって数奇な運命を全うした明治の傑人を描く、大伝奇小説。
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■明治十手架〈下〉 (角川文庫)
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発行日:1991年11月01日
出版社:角川書店
ページ数:371P
【あらすじ】
星霜移り明治16年。ガス燈けぶる銀座の片隅で絵草紙屋を営む傍ら、出獄人保護所の善行に身を投じるか弱き乙女ふたり。有象無象の荒くれ共からこの秀麗な姉妹を守るため、十字架にも見て取れる十手1本首にさげ、戦う快男児・原胤昭。だが、運命の時は来た。2度と渡るまいと心に誓った牢獄島に、胤昭が囚人として渡ることになろうとは…。鬼畜の如き極悪人が、残された姉妹を目指す。鳴呼、願わくば清きふたりに神仏の加護賜らんことを。虚実混沌、揺れ動く近代日本漿明期を舞台に展開する奇想天外の物語。日本免囚保護の父と謳われる原胤昭の生涯を綴る伝奇小説の金字塔。
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■明治十手架〈上〉―山田風太郎明治小説全集〈13〉 (ちくま文庫)
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発行日:1997年12月01日
出版社:筑摩書房
ページ数:456P
【あらすじ】
石川島という大牢獄島。そこでの地獄模様を目の当たりにした元八丁堀与力の原胤昭は、美しいクリスチャンの姉妹に影響され、出獄人保護の仕事をはじめた。その前に立ちはだかる残酷無比な看守と巡査たち。岸田吟香、小林清親、星亨、ドクトル・ヘボンらも登場し繰り広げられる大ロマンの決定版。
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■明治十手架〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈14〉 (ちくま文庫)
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発行日:1997年12月01日
出版社:筑摩書房
ページ数:432P
【あらすじ】
十手架とは?美しき姉娘は無残にものどを突く。熱血漢原胤昭は、十字になった十手をかざして悪に挑むが…。自由党の壮士、幼き一葉、漱石、子規らも姿を見せ、奇想天外の物語は意外な結末へ。『明治かげろう俥』『黄色い下宿人』収録。
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