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夢を売る女



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■夢を売る女

夢を売る女
【Amazon】
発行日:2013年05月25日
出版社:
ページ数:23P
【あらすじ】
男運、金運、仕事運、三拍子揃って最悪の女、鼎(かなえ)鮎美は、その美しい名前とは裏腹に、凡そこの世の中の不幸という不幸を、一身に背負った生を歩んできた。鼎鮎美は、中国地方の山間部のとある小さな町に生まれた。小学三年生で両親を離婚で失い、岡山県の養護施設へ措置された。  その後、鮎美には里親希望者が現れ、里親に出された。しかし、この里親とは折り合いが悪く、失意の鮎美は、再びもとの施設へ舞い戻ってくる。そんな幼い鮎美にも、一つだけ幸せな出来事があった。それは里親先から戻って2年後、高校2年の夏、施設の経営者の息子の大学生に恋心を抱き、大学生も可愛がってくれて、一生かかっても味わえないような、幸せな日々を送ったことだった。この大学生が及川佑介だった。  その後、鮎美は各地を転々とし、貧乏神と疫病神に取り付かれながらも何とか生きてきた。そして伊豆半島の付け根にある温泉場へ流れ着いた。そこで、夢を売買する奇妙な黒マントの男と知り合い、打ち解ける中で、夢の描けない不幸な人に夢を売ることと引き換えに、安楽な死が迎えられるという取引に契約した。後ひとつ夢を売ると鮎美の命がなくなるその瞬間に、鮎美は及川佑介と再会する。そして幸せな生活が始まるが。。。。。
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