発行日：1996年09月30日

出版社：新潮社

ページ数：208P

【あらすじ】

紅葉見物の話がきかれはじめた時、友人の妹が岩場から落ちて死んだ。場所は「鬼の里」で知られる丹後の大江山。男性三人、女性三人のグループで、京の羅生門から出発する鬼伝説にちなむ一泊旅行。朝早く散歩していた時の出来事だった。鬼が殺した!?グループ六人の恋愛関係、友人と妹との隠された事実など、渦中の人間関係には複雑なものが…。

発行日：1998年04月30日

出版社：新潮社

ページ数：270P

【あらすじ】

秋の気配がひときわ深まった、酒呑童子ゆかりの丹後・大江山で、明子の友人の妹が岩場から転落死した。男女三人ずつでのグループ旅行中の出来事で、現場の状況からすると、他殺の疑いもあるという。だが、死者をめぐる人間関係は複雑をきわめ、捜査は難航。もしや、息をのむほどの美しさだった彼女は大江山の鬼に魅入られて、命を奪われたか?「葬儀屋探偵」明子、最後の事件簿。