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ケシゴムは嘘を消せない(角のないケシゴムは嘘を消せない)



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書籍一覧

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■角のないケシゴムは嘘を消せない (講談社ノベルス)

角のないケシゴムは嘘を消せない (講談社ノベルス)
【Amazon】
発行日:2011年01月06日
出版社:講談社
ページ数:336P
【あらすじ】
兄/信彦―「しばらく家に泊めてよ」「無理」突然上京してきた妹のお願いを、俺は瞬殺するしかない。なぜならウチには…透明人間の恋人が住んでいるから。妹/琴里―隣を歩いていた彼氏が忽然と消えた。見つけ出して殴らなきゃ、私の初恋は終われない!…でも、どうやってアイツは“消失”したんだろう?兄妹の恋路はいつしか重なり、新たな謎を孕んでいく。疾走!迷走!先の見えない恋と人生の行方は。
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■ケシゴムは嘘を消せない (講談社文庫)

ケシゴムは嘘を消せない (講談社文庫)
【Amazon】
発行日:2014年01月15日
出版社:講談社
ページ数:304P
【あらすじ】
離婚届に判を押しアパートに帰った晩、信彦はひとりで「離婚式」を敢行。ビールでぐでんぐでんに酔っ払っていた。元妻・加奈子と元妻の連れ子の悟のことが頭から離れない信彦の前を、突然空気の塊が横切る。その空気に左手を突っ込んでつかんだのは確かに女の手首の感触だ。姿の見えない人の形を手のひらで確認し「暇なら飲まないか」と誘う信彦。意気投合して深酒した二人だが、翌朝、女は信彦―ノブの首筋に出来たキスマークをいともたやすく消す。女は透明人間の上に、何でも消せる特殊能力を持っていた。出社して元妻に、昨晩は透明人間と飲んだと報告するノブ。アパートでノブの帰宅を待っていた透明女は、大きな「組合」に自分が追われていると告げる。組合の追っ手は消されたものが見えるので、組合から透明にさせられた女はアパートの外に出られないのだという。ノブは女を「タマ」となずけ、二人の奇妙な同棲生活が始まる。連れ子の悟へのぎくしゃくしたノブの愛情、シングルマザーの加奈子の矜持、悟の健気さ、透明女と謎の「組合」……一行先も予測不可能、「せつなさの魔術師」による傑作ファンタジック・ラブストーリー。